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古代の琉球弧と東アジア 343

古代の琉球弧と東アジア

『続日本紀』などの文献史料と考古資料を駆使し、赤木・ヤコウガイなどの交易物から、謎につつまれた古代琉球列島の全貌に迫る!

著者 山里 純一
ジャンル 日本歴史 > 通史・概説・歴史一般
シリーズ 歴史文化ライブラリー > 古代史
出版年月日 2012/04/20
ISBN 9784642057431
判型・ページ数 4-6・208ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

琉球弧への視線―プロローグ/七世紀の琉球弧と東アジア(ヤクと流求/琉球弧の島々)/八~九世紀の「南島」と遣唐使航路(覓国使の派遣と南島人の来朝/遣唐使と「南島路」)/モノから見た琉球弧(琉球弧の交易物/琉球弧出土の開元通宝)/十~十三世紀の琉球弧と東アジア(十~十一世紀前半の南蛮とキカイガシマ/十一世紀後半~十二世紀の琉球弧/リュウキュウの胎動)

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内容説明

古来、独自の文化を紡ぎ、地理的要因から日本史の埒外におかれてきた琉球弧(琉球列島)。近年、東アジアとの関係や「列島の古代史」という視点から、その歴史が問い直されている。『日本書紀』『続日本紀』『延喜式』などの文献史料と考古資料を駆使し、赤木・ヤコウガイなどの交易物から、謎につつまれた古代〈琉球弧〉の実像を鮮やかに解き明かす。

【編集者の眼】
 九州島と台湾島の間、約200の島々が三日月形に連なる〈琉球弧〉。古代、大和政権の版図外とされ、律令制の敷かれなかった琉球弧には、文字史料が存在せず、日本の正史や中国の『隋書』に残された記録も限られている。
 『日本書紀』に記された「夜玖(やく)(夜勾)」、『隋書』にみえる「流求(りゆうきゆう)国」とはどこか。公文書の軸に使用された赤木(あかぎ)、螺鈿(らでん)の材料となった夜光貝(やこうがい)、扇に用いられた貴重な檳榔(びんろう)など、南島の交易物はどのように大和に運ばれていたのか。唐代の開元通宝が、琉球弧の古代並行期の遺跡から出土するのはなぜか。
 文献史料を考古資料により補いつつ、これら一つひとつの疑問が、周辺の東アジア諸国からの視点もまじえて読み解かれるにつれ、13世紀までの未知なる琉球弧の姿がしだいに浮かび上がり、焦点をむすんでくる。前著である研究論文集『古代日本と南島の交流』以来、新たに発見された考古学上の成果をとりいれ、古代の琉球弧に光を当てる。(高)

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