日本古代の国家と造営事業

古代日本では、なぜ宮都や寺社などの大規模な造営事業が繰り返し行われたのか。宮都造営や技術労働の実態を検証し、意義を検討する。

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著者 十川 陽一
ジャンル 日本史  > 古代史
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2012/12/06
ISBN 9784642046022
判型・ページ数 A5・304ページ
定価 8,250円(税込)
在庫 在庫僅少
日本古代の国家と造営事業

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内容紹介
目次

古代日本では、なぜ宮都や寺社などの大規模な造営事業が繰り返し行われたのか。八世紀を中心とした宮都の造営や、技術労働の実態を具体的に検証し、その歴史的役割・意義を検討。官司制を含めた律令法体系を素材として、北宋天聖令を用いた日唐の規定の比較などから、日本古代国家における造営事業の位置づけを図り、律令国家の特質を解明する。

序章/Ⅰ 日本古代の宮都造営(八世紀の宮都造営―唐制との比較を通じて―〈唐将作監と木工寮/造宮省の職掌/宮都造営における官人補任/律令国家における宮都造営〉/唐将作監の歴史的位置〈歴代王朝の将作と唐将作監/唐将作監の造営対象〉/日唐営繕令の構造と特質〈天聖営繕令について/復原3・4について/復原12・13について/日本令について〉/日本古代の宮都造営の特質〈宮都造営事業の性格/造営時の労働力徴発/日本令における雑徭/宮都造営と人心〉以下細目略)/Ⅱ 造営事業と技術労働(八世紀の木工寮と木工支配/奈良時代の「所」と「大夫」―工人集団展開の一断面―/律令制下の技術労働力―日唐における徴発規定をめぐって―/石川氏と造営事業/内匠寮について)/終章 律令国家と造営事業