安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社
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神社の本殿 362

建築にみる神の空間

神社の本殿

神社建築の実態を、豊富な意匠の事例から、見取り図を駆使して読み解く。時代による変遷を辿り、神社の見方がよく分かる、初の書。

著者 三浦 正幸
ジャンル 日本歴史 > 通史・概説・歴史一般
シリーズ 歴史文化ライブラリー > 文化史・誌
出版年月日 2013/01/21
ISBN 9784642057622
判型・ページ数 4-6・256ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

神社本殿の謎をとく―プロローグ/神社本殿の見方(神社本殿の基本構造/神社本殿の各部意匠/流造本殿の構造と意匠)/神社本殿と寺院本堂の違い(神社本殿と寺院本堂の相違/日本の建築様式)/さまざまな本殿形式(本殿形式の概要/最古の本殿形式/流造と春日造の登場/大型本殿の登場/入母屋造の本殿の登場/特殊な入母屋造の本殿/連棟式の本殿)/神社本殿の起源(本殿の始まり/土台・心御柱と本殿の起源/創始期の本殿の特質)/神社本殿の発展(参入空間の拡大/中世における本殿の発展/近世における古代への復古/近代の復古主義本殿の普及)/神社本殿と日本文化―エピローグ

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内容説明

神社は私たちの身近な存在だが、その本殿の実態は、あまり知られていない。人目に触れない簡素な内部、御神体とは別ものである鏡、そもそも寺院本堂とは全く異質の建築物だったこと…。社格や祭神、基本構造をふまえ、神社建築の意匠の豊富な事例を、見取り図を駆使して読み解く。時代による変遷を辿りつつ、神社の見方がくまなく分かる、初めての書。

【編集者の眼】
 神社は全国に約9万6000社あるとされ、七五三や厄祓いなど人生の節目にかかわったり、初詣、節句といった四季折々の行事でも馴染みぶかい。神社の中心的建物であり、祭神を祀る〈本殿〉は、拝殿の後ろに隠れて参拝者の目につきにくいことも多いが、「本殿にこそ神社建築の美と日本の伝統文化が凝縮されている」と著者はいう。本書は、この〈本殿〉にテーマをしぼった、かつてないユニークなものである。
 本殿建築の、千木・鰹木、垂木や蛙股などの各部位については、豊富な写真を眺めながらその基本構造を知ることができる。人目に触れない内陣は簡略化するという合理性も面白い。多様な本殿形式の成立背景と流布のしかた、時代による流行なども詳述され、建築意匠のわずかな相違から、起源の違いがわかることもあるという。著者自身の手になる、代表的な神社の立面図と配置図も、美しくて見飽きない。(高)

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