人物叢書 273

小野道風

平安中期の名筆。唐の書風から苦心して和様書法を創造し、三跡の代表として名高い。文化史上に多大な影響を及ぼした生涯に迫る。

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著者 山本 信吉
ジャンル 日本史  > 古代史
日本史  > 伝記
シリーズ 人物叢書
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2013/02/25
ISBN 9784642052665
判型・ページ数 四六・192ページ
定価 2,090円(税込)
在庫 在庫僅少
小野道風

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内容紹介
目次

平安中期の名筆。小野妹子らを輩出した中国通の名族に生まれ、若くして能書(のうしょ)の誉れ高く、醍醐・村上天皇の側近として活躍した。唐の書風から苦心して和様書法を創造し、三跡の代表として名高い。断片的にしか知り得ない経歴を政治・文化などの時代背景から探り、真筆とされる書法の特徴を明らかにして、文化史上に多大な影響を及ぼした生涯に迫る。

はじめに/小野氏のはじまり/小野氏の家系/小野道風の一族/道風の誕生/道風が生まれた時代はどんな時代だったか/道風の官歴(十二歳で醍醐天皇に拝謁する/能書によって昇殿を聴される/右兵衛少尉となる/少内記となる/内記とは/内記の仕事/道風の書が唐に渡る/少内記から内蔵助へ/右衛門佐に昇進する/木工頭になる/内裏が焼亡し内蔵権頭に遷任する/藤原佐理が後継者となる)/能書としての道風(宮廷の能書として/仮名の擡頭と道風/道風の書の特色/道風と行書/道風の自筆資料/道風の自筆書状/手本としての道風筆跡/古筆としての道風筆跡/鐘銘・扁額と肖像)/むすび―道風から佐理・行成へ/略系図/略年譜