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近代家族と子育て

近代家族と子育て

「子育て」はだれが担うのか? 近代の家族規範のもとで、女・男・子どもはいかに生きてきたのか。現在につながる問題の起源に迫る!

著者 沢山 美果子
ジャンル 日本歴史 > 近現代史
日本歴史 > 女性史・ジェンダー・家族史
出版年月日 2013/02/26
ISBN 9784642038195
判型・ページ数 A5・288ページ
定価 本体4,500円+税
在庫 品切れ・重版未定
 
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目次

はしがき/序章 「近代家族と子育て」への問い/Ⅰ 「家庭」のなかの女・男・子ども―生活世界としての「家庭」に生きる(「家庭」と「子ども」の誕生―「家」から「家庭」へ/近代家族の妻・母として―三宅やす子の場合/近代家族の夫・父として―三宅恒方の場合/育児を担う母・消える父)/Ⅱ 「保護される子ども」と「育児」(「保護される子ども」の近代―親子心中と捨て子/「つくるもの」としての「保護される子ども」―つくられた〈童心〉/「教育熱心」の構造―少なく産んで「よりよく育て」る/「母性」「父性」を問う―「男女協力」と「親性」へ)/終章 歴史のなかの近代家族と子育て

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内容説明

子育てに悩む母親たちの背後にある、家族や母親に子育ての責任が負わされる状況は、歴史のなかでどのようにつくられてきたか。近代以降に生まれた、性別役割分担や母性愛の重視、子ども中心主義を特徴とする「家庭」という名の「近代家族」と、そこに生きた女・男・子どもの具体的経験を通し描き出す。家族や子育ての規範を改めて問い直す一冊。

クール編集者の眼子育ては、いかに形成されたか

自身が直面してみないとわからない、子育ての難しさ。近代に産業社会化がすすむなか、母親が家事や子育てを負担する「近代家族」が形成されていく。面白いのは、主婦であった三宅やす子の記録で、子育てをめぐって夫と対立するなど、この時代に現代と同じような悩みを抱えていたこと。同時に、その夫・恒方は、妻にもっと人間として自分をみつめて理解してほしいと悩んでいた。妻との交流に固執する恒方には、ややマザコン的なにおいがして、くすっとさせられる。子育てを正面から扱った近代史。

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