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古墳時代の葬制と他界観

古墳時代の葬制と他界観

古墳の築造自体を葬送儀礼の一環と捉え、それに伴う他界観を解明。中国、朝鮮半島の事例とも比較し、東アジア世界のなかで捉え直す。

著者 和田 晴吾
ジャンル 日本歴史 > 古代史
出版年月日 2014/03/26
ISBN 9784642093330
判型・ページ数 A5・302ページ
定価 本体3,800円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

序/葬制の変遷(古墳の築造/墳丘と埋葬施設/棺・槨・室/さまざまな葬法)/「据えつける棺」と「持ちはこぶ棺」(「据えつける棺」―竪穴系内部施設の場合/「据えつける棺」―横穴系内部施設の場合/「持ちはこぶ棺」)/墓坑と墳丘の出入口(墓坑の出入口/墳丘の出入口)/「閉ざされた棺」と「開かれた棺」(「閉ざされた棺」/「開かれた棺」)/東アジアの「開かれた棺」(日本列島の「開かれた棺」/朝鮮半島の「開かれた棺」/中国の「開かれた棺」)/黄泉国と横穴式石室(研究略史/二つの横穴式石室/黄泉国訪問譚の筋書きと舞台装置/黄泉国と九州系横穴式石室)以下細目略/古墳の他界観/古墳づくりに関する若干の考察/付論一 石棺の出現とその意義/付論二 日本の古墳の特徴と加耶の墳丘墓/付論三 古墳の理解と保存整備/終章 可視化された他界

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内容説明

古墳はなぜ造られたのか。これまで政治・社会背景を中心に議論された古墳の築造を、精神的・宗教的行為として再検討する。古墳の築造そのものを葬送儀礼の一環と捉え、その儀礼における人びとの行為を具体的に復元し、加えて古墳の秩序が他界の秩序でもあった観念を解明する。中国、朝鮮半島の事例とも比較しつつ、東アジア世界のなかで捉え直す。

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