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事典 日本の仏教

事典 日本の仏教

日本人は、仏教をどう理解し実践してきたのか。教義・思想を中心に、日本の仏教を平易に読み解くコンパクトな仏教事典!

著者 蓑輪 顕量
ジャンル 宗教史 > 辞典・事典
出版年月日 2014/01/08
ISBN 9784642080941
判型・ページ数 4-6・560ページ
定価 本体4,200円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

「仏教の歴史」総論
「仏教の誕生」釈迦の一生
 サンガと分派
 仏像の誕生と展開
 三蔵(経律論)
 修行
 ジャータカ
「仏教の伝播」インド仏教
 東南アジア仏教
 中央アジア仏教
 中国仏教
 朝鮮仏教
「日本の仏教」
仏教渡来以前
古代の仏教
 飛鳥仏教
 僧侶と法会
  仏法統制・『僧尼令』の制定
 奈良仏教
  山林修行・優婆塞・沙弥の活躍/受戒/律宗/倶舎・法相/成実・三論/華厳/虚空蔵菩薩求聞持法
 平安仏教
  得度受戒・僧位僧官・僧綱制度/顕密の教学/南都三会/持経者の出現/一乗思想/五姓各別思想/止観/諍論/一念三千/曼荼羅/即身成仏/法身説法/太元帥法/仏性論争/十住心論
 比叡山
 高野山
古代の仏教文化
  浄土思想/浄土変相/神仏習合/末法思想/臨終出家/寺院建築/古代の仏教美術
中世の仏教
 既成仏教の展開
  交衆と遁世/中世の法会/顕密の教学と修行実践/天台・真言・浄土/論義/談義/観想と称名の念仏/長斎と斎戒衆
 新仏教の登場
  禅宗/浄土宗/融通念仏宗・時宗/南都の仏教/律宗/法相宗/華厳宗/法華宗/古義真言と新義真言/通別二受/光明真言/釈迦念仏/山王信仰/称名念仏の新展開/禅教一致/不立文字・教外別伝・直指人心・見性成仏/修証一等・只管打坐/理致・機関・向上/公案・話頭
 南北朝~戦国期の展開
  禅宗/僧録/宗教一揆/南都教学の研鑽
中世の仏教文化
  中世神話(仏教説話を含む)/神仏習合/本覚思想/五山文化/民間信仰/中世の仏教建築/中世の仏教美術
近世の仏教
  /織豊政権とキリシタン/寺檀制度/東照宮の創設/学問の隆盛/戒律の復興/唯心浄土/十善戒の普及/禅者の活躍
 黄檗宗の衝撃
  一切経の刊行/妙好人・異安心/道人・畸人/儒学・国学との対立/庶民への普及
近代の仏教
  廃仏毀釈/神仏分離/護法運動/大教宣布/日蓮系の活躍/目白僧園/イースタンブッディズム/浄土真宗系の活躍/大乗非仏説論/仏教系大学の創設/大学人の活躍/海外仏教への関心/大蔵経の刊行
 戦時下の仏教
  植民地台湾における仏教/植民地韓国における仏教
戦後・現代の仏教
  遺骨収集運動/日本国憲法と信教の自由/仏教系新宗教/仏教界の戦争協力/全日本仏教会/宗教者サミット/全世界仏教興隆会議/仏教系大学の歩み/大学人の活躍/墓制度/仏教の社会参加/南方系仏教の流入

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内容説明

日本人は、仏教をどう理解し実践してきたのか。仏教誕生から日本伝来までを前史とし、日本における受容と発展を、教義と思想、宗派の特徴、僧侶の修行と学問、仏教をとりまく社会や文化・芸術などから時代を追って詳説。現代社会や世界の宗教者との交流にも触れ、仏教の「今」をみつめる。用語解説や索引を付し、仏教の教えに即した新・仏教史事典。

【本事典 ここがわかる】
仏教の誕生から伝播の流れがわかる
釈迦の一生/サンガと分派/仏像の誕生と展開/三蔵/修行/ジャータカ/インド仏教/東南アジア仏教/中央アジア仏教/中国仏教/朝鮮仏教
日本の仏教の歴史がわかる
仏教渡来以前/古代の仏教/飛鳥仏教/奈良仏教/平安仏教/中世の仏教/新仏教の登場/南北朝から戦国期の展開/宗教一揆/近世の仏教/寺檀制度/儒学・国学との対立/庶民への普及/近代の仏教/廃仏毀釈/神仏分離/大教宣布/仏教系大学の創設/大学人の活躍/戦時下の仏教/戦後・現代の仏教/日本国憲法と信教の自由/仏教界の戦争協力/仏教系大学の歩み
宗派の成り立ち特徴がわかる
律宗/倶舎・法相/三論・成実/華厳/比叡山/高野山/禅宗/浄土宗/融通念仏宗・時宗/法相宗/華厳宗/日蓮と法華宗/古義真言と新義真言/黄檗の衝撃/日蓮系の活躍/浄土真宗系の活躍/仏教系新宗教
仏教の教義思想がわかる
一乗思想/五姓各別思想/一念三千/曼荼羅/即身成仏/法身説法/太元帥法/仏性論争/十住心論/観想と称名の念仏/光明真言/釈迦念仏/山王信仰/称名念仏の新展開/教禅一致/不立文字・教外別伝・直指人心・見性成仏/心身脱落・修証一等・只管打坐/理致・機関・向上/唯心浄土/十善戒の普及/妙好人・異安心/大乗非仏説論/大蔵経の刊行
僧侶の修行学問がわかる
僧侶と法会/山林修行・優婆塞・沙弥の活躍/受戒/虚空蔵菩薩求聞持法/得度受戒・僧位僧官・僧綱制度/南都三会/持経者の出現/止観/諍論/交衆と遁世/顕密の教学と修行実践/論義/談義/長斎と斎戒衆/公案・話頭/僧録/南都教学の研鑽/戒律の復興/禅者の活躍/道人・畸人/護法運動/目白僧園
仏教に関わる社会文化芸術がわかる
浄土思想/浄土変相/神仏習合/末法思想/臨終出家/寺院建築/古代の仏教美術/中世神話/本覚思想/五山文化/民間信仰/中世の寺院建築/中世の仏教美術
現代社会・世界とつながる活動がわかる
イースタン=ブッディスト/海外仏教への関心/遺骨収集運動/全日本仏教会/日本宗教代表者会議・比叡山宗教サミット/全世界仏教興隆会議/墓制度/仏教の社会参加/南方上座仏教の流入

【編集者の眼】 
 寺への参詣は身近なものだし、歴史上の僧の名もよく知られているが、寺の宗派やそれぞれの僧が重んじる教義・修行法まで知る機会は少ない。

 この事典では、インドでの発祥以降、日本への伝来から現在に至るまでの仏教の歴史と、その中で展開した教義・思想を解説している。長い歴史の中で、修行者たちは、仏の説く真理の体得を目指し、様々な解釈と主張を繰り広げた。誰もが仏に成れるとする天台宗最澄と、仏に成れない種類の人間がいるとする法相(ほっそう)宗徳一(とくいつ)との論争などは印象深い。
仏教は修行者だけのものではない。「葬式仏教」という揶揄もあるが、日本の社会では、死後の安寧を仏に祈願するということが為政者から庶民にまで定着しており、その役割の重要さが再認識される。
解説中では、一念三千、十善戒など一般には見慣れない言葉を入門者にもわかりやすく伝えられるよう工夫されている。読み進んでゆくと、覚りを目指す深い思索の世界が見えてくるだろう。(蛙)


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