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カクレキリシタンの実像

日本人のキリスト教理解と受容

カクレキリシタンの実像

隠れてもいなければ、キリスト教徒でもなかった! オラショ(祈り)や諸行事に接し、日本民衆のキリスト教受容の実像に迫る。

著者 宮崎 賢太郎
ジャンル 日本歴史 > 通史・概説・歴史一般
宗教史 > 宗教一般
出版年月日 2014/01/16
ISBN 9784642081009
判型・ページ数 4-6・248ページ
定価 本体2,300円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

カクレキリシタンとは何か/Ⅰ カクレキリシタン誕生(日本人とキリスト教の出会い〈カトリックはなぜ日本にやってきたのか/日本人はキリスト教をどう理解したのか/キリシタンが急速に増えたのはなぜか/豊臣秀吉はなぜバテレン追放令を発布したのか/家康はなぜ禁教令を出したのか/殉教者は何に対して命を捧げたのか〉以下細目略/潜伏キリシタンとカクレキリシタンの発生/信仰の継承とその組織)/Ⅱ オラショと行事(カクレキリシタンの祈り―オラショ/カクレキリシタンの行事/お授け(洗礼)と戻し方(葬式))/Ⅲ 信仰の実像(信仰の本質とその仕組み/どんな神様を拝んでいるのか/なぜキリスト教信徒数は増えないのか)

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内容説明

激しい弾圧に耐え、仏教を隠れ蓑としてキリシタンの信仰を守り通してきたとされる〈隠れキリシタン〉。だが、彼らが今日まで大切に伝えてきたものはキリスト教ではなかった。長崎県各地の現地調査を通して、オラショ(祈り)や諸行事に接し、彼らが370年余り祈り続けてきたものが本当は何だったのかを探り、日本民衆のキリスト教受容の実像に迫る。

【編集者の眼】
 柴田錬三郎の時代劇小説「眠狂四郎」の中で、暗い洞窟の中に入るとロウソクの灯りが見え、その灯りの回りに老若男女が集い、人目を避けてキリスト像やマリア像を拝んでいる場面があったように思う。激しい弾圧に耐え、仏教を隠れ蓑としてキリシタンの信仰を守り通してきたとされる「隠れキリシタン」。これが皆さんの思い浮かべるイメージではないだろうか。
 今も異国情緒が残る長崎に、浦上の復活キリシタンとつながる末裔として生まれ、典型的な長崎のカトリック信者である著者は、長年にわたる長崎県各地の丹念な現地調査により、このイメージに疑問を投げかける。
 「カクレキリシタン」が今日まで大切に伝えてきたものは本当にキリスト教だったのか。彼らが370年余り祈り続けてきたものが本当は何だったのか。その答えを探すために日本民衆のキリスト教受容の実像に迫る本書を是非、お読みいただきたい。(波)

 

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