安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社
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近世匁銭の研究

近世匁銭の研究

近世、重さの単位「匁」を使用した銭の取引が行われた。九州各地の事例を分析。鎖国下の経済が東アジア経済圏と連動したことを解明。

著者 藤本 隆士
ジャンル 日本歴史 > 近世史
出版年月日 2014/06/27
ISBN 9784642034630
判型・ページ数 A5・384ページ
定価 本体13,000円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

序説/福岡藩の経済政策(福岡藩枦?仕組と藩国家への傾斜〈藩東遠賀川流域市場圏/藩南甘木宿市場圏と仕組への抵抗/枦?仕組と為替銀〉以下細目略/「金銀札銭記録」に見える銭貨)/近代商人の経済活動(天領日田商人資本家の経営―掛屋千原家の場合/近世福岡藩の農民行動―鞍手郡新山崎村の例/近世農民商人の一形態―林文雄家文書「萬年代記帳」を中心に)/匁銭の成立と実態(近世貨幣流通の実態と計算例―地域史研究のために/近世福岡藩における銭貨流通―「匁銭」成立を求めて/近世西南地域における銀銭勘定―匁銭の取引状態/秋月藩の匁銭と札―硬貨と札と価値と)/銭貨の流通と匁銭(九六銭と匁銭/再び匁銭について/徳川期における少額貨幣―銭貨と藩札を中心に)/総括 匁銭の源泉と流通―日本西南地域から東アジアへ)/人名索引

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内容説明

近世では、通常三貨(金・銀・銅)が公的鋳貨として流通を媒介していたが、各地で紐(ひも)や藁(わら)で貫串(ぬきぐし)した緡(ぜにさし)銭、つまり重さを表す「匁(もんめ)」単位を使用した銭による取引が行われていた。福岡や秋月、日田など九州各地の事例を丹念に分析。匁銭が東アジア経済圏の交換レートに基づくもので、鎖国下の日本経済が東アジア経済圏と連動していたことを解き明かす。

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