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〈報道写真〉と戦争

1930-1960

〈報道写真〉と戦争

日本の報道写真はいかに生まれ、戦争と関わったのか。知られざる報道写真家たちの実像を、原爆をめぐる戦後の活動などから読み解く。

著者 白山 眞理
ジャンル 日本歴史 > 近現代史
出版年月日 2014/09/29
ISBN 9784642038348
判型・ページ数 4-6・518ページ
定価 本体4,800円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

はじめに―「報道写真」とは何か/「報道写真」の成立―木村伊兵衛、名取洋之助、土門拳の活躍(「国際広告写真展」と木村伊兵衛/『光画』の影響と社会的写真/ドイツで報道写真家となった名取洋之助/日本工房結成と「報道写真」の概念/『NIPPON』創刊の前後/軌道に乗る日本工房/「報道写真」への憧れ―土門拳入社/オリンピックベルリン大会)以下細目略/「写真報国」に踏み出す内閣情報部/陸軍と外務省の「宣伝写真」/「報道写真」と「写真文化」/アマチュア包囲網/写真雑誌と翼賛写真/戦中―「用」の完全遂行/占領期と戦後の「報道写真」/『ヒロシマ』と『筑豊のこどもたち』/戦争責任/「報道写真」の終焉

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内容説明

日本の報道写真〈ルポルタージュ・フォト〉はどのようにして生まれ、そして戦争と関わったのか。戦前、名取洋之助は日本のグラフィックを世界に発信すべく日本工房を設立。そこに集った木村伊兵衛・土門拳や知られざる報道写真家たちの実像を、戦時のプロパガンダ工作、原爆をめぐる戦後の活動から読み解く。彼らの戦争責任にも追及した問題作。

平成27年日本写真協会賞学芸賞受賞!

朝日新聞6月2日朝刊「ひと」欄に掲載されました。
http://www.asahi.com/articles/DA3S11785821.html

困惑編集者の眼--写真家たちの戦争協力

報道写真の産みの親、名取洋之助、土門拳、木村伊兵衛らが、戦中期、軍の宣伝工作に協力していた--。写真に興味がある方には、驚愕の歴史が描かれている。有名な米グラフ誌『LIFE』に対抗すべく、名取らは、美しく、強靱なグラフィック誌『NIPPON』を作りあげる。目を奪われる精巧なグラフィック、敗戦による挫折、土門の原爆取材など、知られざる“報道写真家たちの闘い”を描く。

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