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歴史の旅 中世の高野山を歩く

歴史の旅 中世の高野山を歩く

真言密教の道場、入定信仰の霊場…。空海開創以来の信仰と文化を、中世を中心に豊富な写真と地図を交えて辿り、その魅力に迫る。

著者 山陰 加春夫
ジャンル 日本歴史 > 地域史・歴史散歩
宗教史 > 宗教一般
シリーズ 歴史の旅
出版年月日 2014/11/28
ISBN 9784642082594
判型・ページ数 A5・220ページ
定価 本体2,600円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

高野山という空間―プロローグ/Ⅰ 平安時代初期の高野山(空海の高野山開創〈高野山開創説話/開創説話の意味〉/平安時代初期の壇場伽藍と奥之院〈壇場伽藍の建設/『建立修行縁起』の記載/「高野絵図」にみえる壇場伽藍と奥之院/空海の入定と「奥院の塔」の建立〉以下細目略)/Ⅱ 摂関・院政期の高野山(中世寺院としての再生/高野参詣の作法/覚法法親王の高野参籠/「高野山水屛風」に見える壇場伽藍とその周辺)/Ⅲ 治承・寿永の内乱~鎌倉時代前期の高野山(『平家物語』と高野山/高野の聖たち)/Ⅳ 鎌倉時代中、後期~室町時代前期の高野山(金剛峯寺の「自立」政策/「唯一」の荘園領主へ)/江戸時代以後の高野山―エピローグ

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内容説明

真言密教の道場、入定信仰の霊場として、人々の崇敬を集める世界遺産・高野山。空海の金剛峯寺建立をはじめ、中世には王家・公卿の信仰の対象となった参詣作法やルート、高野聖の活動や『平家物語』の挿話など、約1200年に及ぶ信仰と文化を、豊富な写真と地図を交え辿り、霊山としての魅力に迫る。幻想的な〝現世(このよ)の中の来世(あのよ)(異空間)〟へ誘う。

【編集者の眼】
高峰に囲まれ俗世間から隔離された、浄土と見まごう静寂の世界が広がる高野山。「上に向かっては悟りを求め、下に向かっては民衆を救済する」僧侶たちにより脈々と相承されてきた、密教文化の霊地。弘仁七年(八一六)に弘法大師空海によって開創されてから、真言宗の総本山として確固たる地位をもつに至るまでの歴史を、中世前期を中心に描くのが本書である。
 摂関・院政期における王家・公卿の参詣ルートや『平家物語』の挿話、堂塔配置を示した絵図、金剛峰寺の僧団の権力構造、町石建立の大事業、永享五年の動乱による坊舎・堂塔の焼失など、中世までの高野山のさまざまな姿を史料から辿る。
 高野山上で最も繁華な商店街を形成する小田原谷で生まれ、聖俗の交錯する空間に育った筆者が綴る、高野山史のガイドブックである。現在の高野山の豊富な写真や、太平洋戦争以前の風景を伝える絵葉書も掲載している。(高)

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