安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社
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宮本武蔵 279

宮本武蔵

江戸初期の兵法家。二天一流を開き、最晩年は熊本で兵法書『五輪書』を執筆。虚像を解体し、信頼できる史資料から新たな実像を描く。

著者 大倉 隆二
ジャンル 日本歴史 > 伝記
シリーズ 人物叢書 > 近世
出版年月日 2015/01/27
ISBN 9784642052726
判型・ページ数 4-6・232ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

はしがき/武蔵の誕生と幼少期(〈武蔵伝〉の概略〈『武公伝』/『二天記』/『兵法大祖武州玄信公伝来』(「丹治峯均筆記」)/『兵法先師伝記』〉以下細目略/誕生と出自)/青年期(武者修業/戦陣/武蔵の二刀流/武蔵の鉄炮観)/壮年期(姫路・明石における武蔵の動向/武蔵の養子/小倉移封/有馬陣(島原の乱)参陣)/晩年(熊本における武蔵/細川藩の処遇/武蔵の名乗り/細川忠利の死去/武蔵の病気と死去)/武蔵の歿後(細川綱利の就封/二天一流の継承/〈武蔵伝〉のはじまり―「小倉碑文」)/武蔵の人間像(兵法書/絵画/書跡/工芸)/武蔵の肖像画(林羅山の武蔵像賛/島田美術館の武蔵像)/おわりに/付録 小倉碑文/略年譜

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内容説明

江戸初期の兵法家。播磨に生まれ新免無二斎に武術を学ぶ。武者修行で諸国を巡り、大坂夏の陣や島原の乱にも出陣。二天一流を開き、姫路や明石で本多家や小笠原家にかかわる。その後小倉を経て熊本に至り、兵法書『五輪書』を執筆。水墨画や書も多く残す。「小倉碑文」などから創られた虚像を解体し、信頼できる史資料から浮かぶ新たな武蔵像を描く。

【編集者の眼】
 一般に、宮本武蔵といえば、「吉岡一門との決闘」や「巌流島の決闘」が有名で、ゆかりの地を訪れた方も多いと思います。また、二刀流の使い手で、当代一の剣豪というイメージも強くあります。
 しかし、本書によれば、これらには後世の潤色が加えられていて、実のところ確実な史料からは真相はわからないのだそうです。
 本書では、数少ない信頼できる史料をもとに、武蔵の一生を追いました。播磨の国に生まれ、青年期に全国を武者修行で渡り歩いたのち、関ヶ原合戦、大坂夏の陣に参加。明石・姫路を経て小倉に入り、晩年は熊本に移りそこでその生涯を終えます。
 これまで武蔵に関する作品に触れ、その常人ならざる活躍ぶりに疑問を抱いてい方、等身大の武蔵像が知りたい方におすすめの一冊です。
 また、武蔵は数多くの水墨画などを残しました。本書では、豊富な図版とともに、これらにも解説を加えています。(吉)

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