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日米安保と事前協議制度

「対等性」の維持装置

日米安保と事前協議制度

日米安保条約改定時に成立した事前協議制度。発動されず相互依存を深めていった制度の全体像に迫り、日米安保の秘めた側面を暴く。

著者 豊田 祐基子
ジャンル 日本歴史 > 近現代史
出版年月日 2015/02/19
ISBN 9784642038430
判型・ページ数 A5・300ページ
定価 本体7,000円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

序章 事前協議制度とは何か―適用除外事項とその意味/事前協議制度の背景(安保条約の成立/事前協議の争点化/米国と事前協議)/安保改定と事前協議制度(日米対等を目指して/事前協議制度のジレンマ/条約区域をめぐる交渉/事前協議制度の成立/安保改定の帰結)/「あいまい合意」の形成―核搭載艦船の寄港をめぐって(日米「パートナーシップ」の深層で/「討論記録」の解釈をめぐって/「非核」の選択/「あいまい合意」の定着)/沖縄返還と事前協議―制度「有効化」をめぐる交渉(施政権返還の背景/返還条件の模索/日米の交渉戦略と基地態様/自由使用と日米共同声明/核と沖縄/沖縄返還のバランスシート)/事前協議回避の制度化(危機下の日米安保と事前協議/空母母港化と事前協議/暴露騒動をめぐって)/終章 事前協議制度の役割/年表

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内容説明

1960年、日米安全保障条約の改定と同時に成立した事前協議制度は、米軍による核兵器の持ち込みや軍事行動の際、日本の発言権を確保するために設けられた。しかし、対等性を担保するはずのこの制度は、実際には一度も発動されずに、両国の相互依存を深める装置となっていく。制度の全体像に迫り、日米安保の秘められた側面を暴き出す問題作。

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