戦没者合祀と靖国神社

近代日本における対外戦争の戦没者を主な祭神とする靖国神社。誰が祀られ、誰が祀られなかったか。揺れ動く合祀基準のゆくえを追う。

ご注文

2,750円(税込)

ネット書店で購入
紀伊國屋書店ウェブストア
楽天ブックス
ヨドバシ.com
セブンネットショッピング
Amazon
e-hon 全国書店ネットワーク
Honya Club.com
bookfanプレミアム
TSUTAYA オンラインショッピング
HMV&BOOKS online
著者 赤澤 史朗
ジャンル 日本史  > 近現代史
宗教史  > 神道史
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2015/07/27
ISBN 9784642082822
判型・ページ数 四六・232ページ
定価 2,750円(税込)
在庫 在庫あり
戦没者合祀と靖国神社

この本に関するお問い合わせ・感想

内容紹介
目次

今日の靖国神社は近代日本における対外戦争の戦没者を主な祭神とするが、その全員が祀られているわけではない。誰を祭神として祀り、誰を祀らないのかは時代によって揺れ動く。『新編靖国神社問題資料集』を読み解きつつ、戊辰戦争から第二次世界大戦後までの合祀基準をめぐる対立と変遷を追う。国家補償とのズレにも触れた、いま注目の書。

 エール編集者の眼 軍の意識がうかがえる好著
靖国神社の合祀をめぐっては、A級戦犯についてが問題になるが、実は非戦闘員や病死についての基準はゆれうごいていたことがわかる。靖国神社とは、どのような神社だったのか?新たな側面に光りを当てる。

プロローグ 戦没者と合祀基準/Ⅰ 近代日本における戦没者の合祀―明治初年からアジア太平洋戦争の終了まで(はじめに〈二つの太政官布告/東郷元帥の合祀問題〉/東京招魂社から靖国神社ヘ〈戊辰戦争から台湾出兵へ/軍人恩給制度の整備と西南戦争〉/日清戦争から日露戦後へ〈日清戦争と特別合祀の開始/義和団出兵と日露戦争〉/第一次世界大戦から満洲事変へ〈一九一〇年代から二〇年代/満洲事変期〉/日中全面戦争から敗戦まで―総動員体制〈遺族援護と顕忠府建設/合祀審査の厳格化〉/おわりに)以下細目略/Ⅱ 第二次世界大戦後の戦没者の合祀(はじめに/敗戦直後の合祀問題/講和独立後の大量合祀/おわりに)