安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社
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殺生と往生のあいだ 414

中世仏教と民衆生活

殺生と往生のあいだ

動物を殺し、食べることは罪なのか? 殺戮をなりわいとする武士の苦悩にも触れ、中世の文化や宗教の特質を「殺生」から考える。

著者 苅米 一志
ジャンル 日本歴史 > 通史・概説・歴史一般
宗教史 > 宗教一般
シリーズ 歴史文化ライブラリー > 中世史
歴史文化ライブラリー > 文化史・誌
出版年月日 2015/11/20
ISBN 9784642058148
判型・ページ数 4-6・224ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

生命について考える―プロローグ/古代国家と「殺生」(狩猟・漁撈の重み/仏教の伝来と戒律思想/「殺生」と「放生」をめぐる国家の政策)/中世のはじまりと殺生罪業観(地獄と極楽/白河上皇による「殺生禁断」策)/寺院・神社による「殺生禁断」(中世民衆と狩猟・漁撈の世界/寺院による「殺生禁断」/神社による自然の利用と排除の論理)/荘園と「殺生禁断」(荘園の住人と領主権力/荘園領主法としての「殺生禁断」/殺生仏果観の形成)/殺生と武士の苦悩(西大寺叡尊の殺生禁断活動/殺生人としての武士/内乱の展開と罪業観)/政策と論理のはざまで―エピローグ

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内容説明

浄土教が浸透して地獄の観念が広まり、動物の生命をうばう殺生(せっしょう)が罪とされた中世。狩猟や漁業が全面的に禁止となり、そこにたずさわる人々が弾圧された。実際には肉や魚を食べる矛盾を抱えつつ、なぜそのような宗教的差別が行われたのか。殺戮(さつりく)をなりわいとする武士の苦悩にも触れ、中世の文化や宗教の特質を「殺生」というキーワードから考える。

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