歴史文化ライブラリー 416

タネをまく縄文人 (冊子版)

最新科学が覆す農耕の起源

X線写真・CTスキャン・3D画像…。最新技術が検出した土器の中に眠る考古資料「タネ」「ムシ」から、縄文人の食生活を問い直す。

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冊子版 電子書籍
著者 小畑 弘己
ジャンル 日本史  > 先史
考古学  > 考古学一般
シリーズ 歴史文化ライブラリー
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2015/12/18
ISBN 9784642058162
判型・ページ数 四六・234ページ
定価 1,870円(税込)
在庫 在庫あり
タネをまく縄文人

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内容紹介
目次

狩猟採集や漁撈で生活していたとされる縄文人。だが、粘土をこねて土器を成形する際に紛れ込んだダイズや貯蔵食物害虫のコクゾウムシがその常識を打ち破った。土器表面や断面の痕跡の新しい分析法から、イネやダイズの栽培開始時期を特定。土器粘土の中に眠っていた考古資料「タネ」「ムシ」が指し示す、多様で豊かな縄文時代の実像に迫る。

第5回古代歴史文化賞 大賞受賞!

想定外の発見―プロローグ/ダイズと縄文人(縄文ダイズの発見と立証/列島のマメ栽培と拡散)/縄文人は豊かな狩猟採集民か(「豊かな狩猟採集民」論争/縄文時代の栽培植物)/コクゾウムシと縄文人(昆虫と害虫/遺跡出土の昆虫と研究法/コクゾウムシから見た縄文人の暮らし)/イネはいつ日本にやってきたのか(大陸系穀物の起源地/朝鮮半島から日本列島へ/圧痕資料から見た九州後・晩期農耕論)/圧痕法が明らかにしたもの(圧痕法とその歴史/圧痕は何を残しているのか/圧痕法のイノベーション)/草原での農耕が語るもの―エピローグ