安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社
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沖縄戦と孤児院

戦場の子どもたち

沖縄戦と孤児院

戦場を潜り抜けて辿り着いた孤児院。そこはいのちを保障する場ではなかった。ネグレクト、感染症、衰弱死など知られざる実態に迫る。

著者 浅井 春夫
ジャンル 日本歴史 > 通史・概説・歴史一般
出版年月日 2016/03/17
ISBN 9784642082921
判型・ページ数 A5・192ページ
定価 本体2,200円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

まえがき/沖縄戦・戦後占領と孤児院―戦後児童福祉史の空白を埋める(沖縄戦とは何であったか/孤児院の所在地と運営内容/要保護者への応急対策と孤児院の動静/住民被害としての孤児の衰弱死/孤児院に従事する人々/孤児院時代が規定する戦後沖縄の福祉状況)以下細目略/孤児院前史としてのサイパン孤児院―沖縄戦以前の戦闘経過と占領政策の実験/補章 松本忠徳『自叙傳』の史料的価値を考える/コザ孤児院と高橋通仁院長の歩み―収容人数八〇〇名説への根拠を問いながら/田井等孤児院と日本軍「慰安婦」問題―沖縄戦直後の各地の孤児院研究と戦争犠牲者の類型/石垣救護院の設立と幻の宮古孤児院―沖縄本島以外の孤児院をめぐる動き

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内容説明

全住民を巻き込んだ沖縄戦で、多くの子どもたちが家族を失い孤児となった。彼らが収容された米軍統治下の孤児院とはどのような施設だったのか。苦しい食料事情、感染症の蔓延、衰弱死など孤児たちが直面した現実をはじめて解明。占領・統治政策の本質と孤児院運営との関係に触れ、沖縄戦研究における空白となっているテーマに鋭く迫る意欲作。 

編集者の眼-注目の慰安婦関連、新資料

日本軍に従軍していた朝鮮人「慰安婦」が、沖縄戦で行き場を失い孤児院で働いていた新事実が明らかにされます。聞き取り調査によるものですが、慰安婦と沖縄戦がひとつのラインで結ばれた新知見です。

大田昌秀推薦!(沖縄国際平和研究所 理事長)
 孤児たちはいかに収容所に押し込まれ、どのように生きてきたか?
 比類のない労作!

 

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