読みなおす日本史

中世京都と祇園祭

疫神と都市の生活

祇園祭は都市から疫病を退散させ人々の生活を守る目的で始まり、その形式は全国の先駆けとなった。中世戦乱から千年続く歴史を描く。

ご注文

2,420円(税込)

ネット書店で購入
紀伊國屋書店ウェブストア
楽天ブックス
ヨドバシ.com
セブンネットショッピング
Amazon
e-hon 全国書店ネットワーク
Honya Club.com
bookfanプレミアム
TSUTAYA オンラインショッピング
HMV&BOOKS online
著者 脇田 晴子
ジャンル 日本史  > 中世史
地域 近畿  > 京都府
シリーズ 読みなおす日本史
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2016/06/10
ISBN 9784642067157
判型・ページ数 四六・248ページ
定価 2,420円(税込)
在庫 在庫あり
中世京都と祇園祭

この本に関するお問い合わせ・感想

内容紹介
目次

華麗な神輿(みこし)渡御(とぎょ)と豪壮な山鉾(やまぼこ)巡行(じゅんこう)で京都に夏の訪れを告げる祇園(ぎおん)祭。都市から疫病を退散させ人々の生活を守る目的で始まり、祭りの形式は全国の先駆けとなった。中世戦乱を乗り越え今日まで、千年続く歴史を描き出す。

祇園御霊会のはじまり(御霊会のはじまり/祇園天神堂)/御旅所と神輿渡御(神輿渡御の成立/御旅所の成立/神輿渡御の行列順路/祇園御霊会の神輿渡御列/永長の大田楽と祇園会/『年中行事絵巻』の祇園御霊会/馬上役と洛中富家・潤屋の賤民/馬上十三鉾と馬上役)/疫神の二面性(牛頭天皇説話の成立と神観念の変化/牛頭天皇説話の亜種とそのはじまり/牛頭天皇と婆梨采女のイメージ/牛頭天皇はどこから来たか/須佐之男尊との習合)/祭りを支えた人々(神人としての座々の商人/神輿渡御と「神子」/社座神子と大座/宮籠と片羽屋「神子」/御旅所の「神子」/駒頭とあるき神子惣中/女神子の行方/祇園社の犬神人/獅子舞/久世舞車と女曲舞)/山鉾巡行の成立と展開(神輿渡御と山鉾巡行/山鉾の起源―下辺経営の鉾/山崎の定鉾・大舎人の鵲鉾―座々の鉾/応仁乱前の山鉾/明応の再興/出し物の続いた山、変わった山/山や鉾のいろいろ)/結びにかえて―各地の祇園祭/『中世京都と祇園祭』を読む…京樂真帆子