歴史文化ライブラリー 445

鯨を生きる (冊子版)

鯨人の個人史・鯨食の同時代史

鯨と共に生きてきた “鯨人”6人が個人史を語る。江戸時代から今日まで、捕鯨・鯨食の多様性を生活様式の移りかわりに位置づける。

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冊子版 電子書籍
著者 赤嶺 淳
ジャンル 民俗学  > 民俗学一般
シリーズ 歴史文化ライブラリー
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2017/02/20
ISBN 9784642058452
判型・ページ数 四六・304ページ
定価 2,090円(税込)
在庫 在庫あり
鯨を生きる

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内容紹介
目次

鯨とともに生きてきた “鯨(くじら)人(びと)” 6人の聞き書きを通して、日本社会における捕鯨と鯨食の多様な関係性を明らかにする。江戸時代の鯨食文化から戦後の「国民総鯨食時代」、鯨肉が「稀少資源化」した現代にいたるまで、捕鯨と鯨食の変遷を、近世から現代の料理書に触れつつ、高度経済成長を契機とした生活様式の移りかわりに位置づける、注目の1冊。

個人史と同時代史――プロローグ/鯨を捕る(鯨ど海に取り憑かれたんだっちゃ/鯨はすべてでした/百姓どころでね。銭んこ、とらなきゃ)/鯨を商う(それじゃあ、プロの仕事やない/こんなに美味しいものは、ほかにない/鯨一頭食べる会、またやりたいな)/鯨で解く(鯨革命と捕鯨の多様性/銃後の鯨肉――伝統食か、代用食か?/国民総鯨食時代――マーガリンと魚肉ソーセージ/稀少資源化時代の鯨食文化―サエズリの伝播と鯨食のナショナル化)/クジラもオランウータンも?――エピローグ/日本における近代捕鯨一一〇年の歩み