安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社
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中近世の生業と里湖の環境史  新刊

中近世の生業と里湖の環境史

「里湖」としての琵琶湖・淀川水系の環境史を展開。文書分析、地形復原や生態学的知見から、生態系の成立と変化のプロセスを論じる。

著者 佐野 静代
ジャンル 日本歴史 > 中世史
日本歴史 > 近世史
出版年月日 2017/03/29
ISBN 9784642029360
判型・ページ数 A5・346ページ
定価 本体9,500円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

序章 日本の環境史研究の課題と本書の視座/Ⅰ 水辺の資源とコモンズ(古代の淀川流域におけるヨシ群落の利用と管理/「水辺」のコモンズとしてのヨシ帯)/Ⅱ 中世村落の生業と景観(琵琶湖の自然環境からみた中世堅田の漁撈活動/琵琶湖の「杓の銭」と中近世の堅田・菅浦/惣村菅浦の集落景観と自然環境/補論1 近代以降の菅浦の漁業とその景観)/Ⅲ 漁撈技術と資源管理(近世・近代史料による琵琶湖のエリ発達史の再検討/内水面「総有」漁業の近世と近現代―琵琶湖の「村エリ」をめぐって/補論2 『安治区有文書』天正十六年 「魞銭集日記」「鮨上納日記」に関する一考察)/Ⅳ 「里湖」と都市の消費活動(近世近江国南部における「里山」と「里湖」の循環的システム―漁業史からの環境史研究の可能性/「里湖」の生態系と近世都市の消費生活―琵琶湖と京をめぐって)

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内容説明

近年、国際的に関心が高まる「環境史」。里山・里海と並ぶ「里(さと)湖(うみ)」として、琵琶湖・淀川水系をフィールドに「二次的自然」の環境史を展開。各時代の絵図・文書の分析に地形復原や生態学的知見を重ね合わせ、里湖の生態系の成立と変化のプロセスを論じる。古代以来の水辺の複合生業と資源管理の実態から、人間と自然との関わりを解明した注目の書。

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