対外関係史研究のあゆみ

対外関係を歴史展開の要因と捉え、20世紀の対外関係史研究を辿る。新しい視座から対外関係史研究の歴史を総括。

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著者 田中 健夫
ジャンル 日本史  > 通史
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2003/06/01
ISBN 9784642013093
判型・ページ数 A5・296ページ
定価 8,800円(税込)
在庫 品切れ・重版未定
対外関係史研究のあゆみ

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内容紹介
目次

対外関係を歴史展開の要因ととらえ、20世紀の対外関係史研究をたどる。中世対外関係史研究の軌跡と課題、身体的特質の相違から生まれる他者イメージの変容、国際社会における日本と朝鮮の位置関係などを探り、戦後の学界を彩った論著も紹介。作家と研究者の歴史に対する考え方の相違にも触れ、新しい視座から対外関係史研究の歴史を総括する。

Ⅰ=対外関係の基本問題(対外関係史研究の課題―中世の問題を中心に―/身体イメージと他者意識/外交史としての朝鮮通信使/日本文化における境界と交通)/Ⅱ=戦後研究史管見(中世対外関係史研究の動向(一九六三年)/書評と紹介)/Ⅲ=史窓閑談(井伏鱒二さんの手紙/山路愛山と『異称日本伝』―史料集からの無断引用は孫引きではないのか―/遠藤周作氏の大胆な憶測―『鉄の首枷|小西行長伝』によせて―/二人の先学―中村栄孝先生と末松保和先生―/『海東諸国紀』雑話/研究業績の評価/金子西の中国見聞談―ニチキヤントーをめぐって―