古代日本の王権空間

古代日本の王権論に空間的観点から迫り、歴史地理学の新しい方法を提示する。

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著者 千田 稔
ジャンル 日本史  > 古代史
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2004/11/01
ISBN 9784642024334
判型・ページ数 A5・312ページ
定価 7,150円(税込)
在庫 在庫僅少
古代日本の王権空間

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内容紹介
目次
古代日本において王権空間はどのように形成されたのか。記紀神話に依拠しながら中国や朝鮮半島との関連をふまえて論究する。王権における渡来文化の影響、磐余・忍坂の地の心象風景と歴史的位置、方格地割都市や中国型都城の成立、王権と幹線道路、「神国」意識など、古代日本の王権論に空間的観点から迫り、歴史地理学の新しい方法を提示する。
Ⅰ=初期王権空間と渡来文化/一=初期王権の海洋性(しき浪よする文化/アメノホノアカリ信仰と海洋民/二つの天孫降臨譚/三島とオオヤマツミの神/中国江南からの道/古代王権の海洋性)以下細目略/二=アメノヒボコと初期王権/三=初期王権の開拓空間―「オオタ」という地名をめぐって―/Ⅱ=磐余と忍坂/一=磐余と文芸思想/二=息長氏と忍坂/Ⅲ=宮都の空間構成/一=わが国における方格地割都市の成立―朝鮮半島との関連で―/二=古代朝鮮の王京と藤原京―中国型都城成立の契機―/三=都城の死と再生―遷都・遷宮について―/〔付論〕=渤海国上京竜泉府の復原/Ⅳ=古代空間の象徴論/一=王権と東西幹線道/二=宮都と四神/三=離宮の地理的立地について/Ⅴ=国土という空間/一=行基図の成立/二=神国の表象