厳島文書伝来の研究 (冊子版)

中世文書管理史論

安芸国一宮の中世文書は、どう管理保管されたのか

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POD版 冊子版
著者 松井 輝昭
ジャンル 日本史  > 中世史
日本史  > 古文書学・史料学・くずし字
地域 中国地方  > 広島県
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2008/03/01
ISBN 9784642028745
判型・ページ数 A5・278ページ
定価 9,900円(税込)
在庫 品切れ・重版未定
厳島文書伝来の研究

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内容紹介
目次

瀬戸内海航路の守護神で安芸国の一宮であった厳島神社に関係する中世文書は、正文・案文・写しの類を含めて3100通余りになる。これらの文書は長年どのように管理・保管され、今日まで伝えられたのか。最も古い長元4年(1031)より16世紀末までに作成・授受された文書を対象に「文書管理史」の視座から考察。歴史的背景を踏まえ実態に迫る。

序章=課題と構成/第一章=中世の文書管理史研究と厳島神社文書(中世的文書主義と文書管理/文書目録の作成と文書収納の「場」)以下細目略/第二章=中世の厳島神社における文書管理序説/第三章=中世前期の厳島神社における文書管理/第四章=南北朝・室町時代における厳島神社の文書管理―「惣政所」と宝蔵納置文書の関わりをめぐって―/第五章=戦国時代の厳島神社における宝蔵納置文書/第六章=戦国時代の棚守所における厳島神社文書の管理/第七章=棚守房顕の記録認識と文書管理―「房顕覚書」の叙述を手掛かりとして―/第八章=戦国時代後・末期の厳島神社における宝蔵納置文書の請出し―棚守所伝来文書を素材として―/第九章=「御判物帖」の成立とその背景/第一〇章=厳島神社の教部省上呈「古文書分類目録」の成立過程と焼失文書/終章=結論と今後の展望