近世村落の経済構造

近世の社会経済の実態はいかなるものか。農民の具体的な生活を浮き彫りにし、新たな近世社会像を描き出す。

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著者 神立 孝一
ジャンル 日本史  > 近世史
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2003/10/01
ISBN 9784642033855
判型・ページ数 A5・376ページ
定価 13,200円(税込)
在庫 在庫僅少
近世村落の経済構造

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内容紹介
目次

近世の社会経済の実態はいかなるものか。支配構造と同様の封建制であったのか。新史料を緻密に読み解き、「検地と年貢」「情報」「産業と市場・金融」という視点から実証的に論究。支配者からのシステムではなく、農民のシステム=村落組織の内部に存在していたシステムを解明。農民の具体的な生活を浮き彫りにし、新たな近世社会像を描き出す。

序論=近世村落の経済システム/第一部=村の成立と検地・年貢システム/第一章=検地システムにおける概念と実態(問題提起/近世の検地と年貢の共通認識/検地における「分付」の再検討/農民の手による寛文検地/年貢納入システムと村の対応/年貢システムにおける領主・村・商人)以下細目略/第二章=関東「畑方永納制」の成立と変遷)/第二部=村役人と情報システム/第一章=近世の村と村役人のシステム/第二章=検地帳と情報システム/第三章=「山之根九万石村高改帳」の情報/第三部=村の産業と市場・金融のシステム/第一章=「領」域と市場圏/第二章=富士吉田地域の絹織業/第三章=庶民金融システムと地域社会/第四章=土地金融システムの構造と村落経済