近世医療の社会史 (冊子版)

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身分制社会下での病・医療の特質を明らかにする

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POD版 冊子版
著者 海原 亮
ジャンル 日本史  > 近世史
各テーマ史  > 科学史・医学史
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2007/10/01
ISBN 9784642034241
判型・ページ数 A5・400ページ
定価 11,000円(税込)
在庫 品切れ・重版未定
近世医療の社会史

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内容紹介
目次

江戸時代、人びとは病をどのように認識し、克服したのか。医師・患者双方の史料を活用し、地域社会における医療の具体的な様相と、それをつくり出した社会構造の基盤を解明。さらに、全国諸藩の事例を踏まえ、医療の制度化・組織化の動向と、医師身分のあり方を考察。医療をとりまく環境を探り、身分制社会下での病・医療の特質を明らかにする。

序論=近世医療の社会史をめぐって(医史研究の蓄積と成果/文化史研究の新基軸/三つの課題/本書の構成)/Ⅰ=地域社会の構造と医療(近世医療の諸形態〈在郷町伊丹の医療環境/三河国刈谷町の医療環境〉/在村の社会構造と医療環境―駿河国山之尻村の事例から―〈村内小結合の機能/流行病の発生と「神立」/こころの病への対応/名主家の病と地域医療〉/病の克服と地域医療―彦根藩小脇郷を事例として―〈小脇郷における今宿家の位置と活動/天保期「覚牒」にみられる医療〉以下細目略/藩領における医療の展開―越前国府中を例として―/Ⅱ=近世医療の獲得と展開(彦根藩医学寮の設立と藩医中―藩医河村純碩の記録から―/福井藩医学所の役割と特質/藩医の就学と都市社会)/結論=研究史の新たな展開に向けて