安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社
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明治国家と近代美術

美の政治学

明治国家と近代美術

美術行政・制度や美術と美術史をめぐる言説、さらに画家・美術団体などを論じ、近代に構築された美術の意味と認識の構造を問う。

著者 佐藤 道信
ジャンル 日本歴史 > 近現代史
美術史 > 日本美術史
出版年月日 1999/04/01
ISBN 9784642036856
判型・ページ数 A5・352ページ
定価 本体7,500円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

序章 美術史学の現在/近代美術の政治学―制度・経済・美術史学(明治美術と美術行政〈権力基盤の多重構造/殖産興業政策/古美術保護/美術教育制度の確立/その後の「美術」「美術史」「美術史学」への影響〉/「美術」と階層―近世の階層制と「美術」の形成〈「美術」概念成立への経緯/職能・技能と階層性/「美術」と「芸術」「技芸」/「美術」家と階級的出自/「美術」をめぐる〝官〟と〝民〟〉以下細目略/美術と経済―殖産興業とジャポニズム/美術史学の成立と展開)/近代美術の言語学―絵画と言語(「画」と漢字/雅号と理想の世界観/「写実」「写真」「写生」/「歴史」と「人間」)/近代美術の組織論―画家・美術団体(狩野派の終焉/狩野芳崖の歴史評価の形成/河鍋暁斎の歴史評価の形成)

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内容説明

「日本美術」は明治国家によって創られた。維新後、近代世界システムに積極的に参入していった明治日本は、西欧の国家と美術の関係を参照しながら、「日本国家としての美術」の構築を目指したのである。近代日本の美術行政・制度や美術と美術史をめぐる言説、さらに画家・美術団体などを論じ、近代に構築された美術の意味と認識の構造を問う。

サントリー学芸賞
倫雅美術奨励賞受賞

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