アイヌ民族史の研究 (冊子版)

蝦夷・アイヌ観の歴史的変遷

蝦夷という名称はなぜ存在してきたのか。史資料の根本にある蝦夷・アイヌ観を徹底的に解明。

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POD版 冊子版
著者 児島 恭子
ジャンル 文化人類学
地域 北海道
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2003/02/01
ISBN 9784642037532
判型・ページ数 A5・480ページ
定価 12,100円(税込)
在庫 品切れ・重版未定
アイヌ民族史の研究

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内容紹介
目次
古代から現代まで蝦夷という名称は、なぜ存在してきたのか。日本書紀や聖徳太子絵伝をはじめ、史資料の根本にある、国家によってつくられてきた蝦夷・アイヌ観を徹底的に解明し、その歴史的存在意味を追究。日本近代史が民族問題を欠落させてきたことを暴き、先住民族の権利回復とジェンダーの視点からアイヌ民族史の今後の課題を展望する。
Ⅰ=古代のエミシ・エゾ観―服属を待つ強者―(エミシ・エビス・エゾの意味再論/「毛人」「蝦夷」の意味再論/粛慎・靺鞨と結びつく蝦夷観/古代蝦夷観の特質)/Ⅱ=中世の蝦夷観―王権の神力と鬼神の戦い―(『聖徳太子伝暦』と聖徳太子絵伝/太子伝記の蝦夷観/『諏訪大明神絵詞』)/Ⅲ=近世の蝦夷観―アイヌに対峙する蝦夷―(近世初期の蝦夷観/古代東夷観の残存と復活/同化政策の儒教思想/付論=蝦夷観の象徴―蝦夷錦の文化史―)/Ⅳ=近代のアイヌ観―アイヌ政策と国民のアイヌ観の醸成―(「土人」「旧土人」/植民地研究とアイヌ観)