人物叢書 234

支倉常長

伊達政宗に見出だされ、慶長遣欧使節としてローマ教皇に謁見した仙台藩士。禁教令250年の封印から蘇った実像と、その時代に迫る。

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著者 五野井 隆史
ジャンル 日本史  > 近世史
日本史  > 伝記
宗教史  > キリスト教史
地域 東北  > 宮城県
シリーズ 人物叢書
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2003/03/01
ISBN 9784642052276
判型・ページ数 四六・304ページ
定価 2,090円(税込)
在庫 在庫あり
支倉常長

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内容紹介
目次

江戸時代初期、慶長遣欧使節の大使を務めた仙台藩士。伊達政宗に若くして見出だされ、メキシコとの通商を求めて欧州へ渡った。スペインで洗礼を受けてキリスト教に改宗し、ローマで教皇パウロ5世に謁見したが、使命を果せず禁教令施行の中帰国した。約250年封印され、明治の欧化政策の中で蘇った常長の足跡を再評価し、実像とその時代に迫る。

第一=おいたち(支倉氏の祖先/常長の周辺/常長と政宗)/第二=遣欧施設派遣の背景(政宗と異国人の接触/ソテロとビスカイノ/遣使の経緯と造船)/第三=太平洋を乗り切る(常長の抜擢/太平洋を横断/メキシコ滞在/メキシコにおける使節への対応)/第四=キリスト教に改宗(ソテロの故郷にて/国王との謁見/国王臨席の洗礼式)/第五=難航するローマへの旅(長引くマドリード滞在/ローマへの旅路)/第六=ローマの招かれざる客(ローマ入市式/教皇パウロ五世に謁見/ローマ滞在の日々/教皇庁の対応)/第七=ローマからスペインへの旅(苦渋に満ちた旅路/セビーリャにおける憂愁)/第八=苦悩の船旅(メキシコの落日/マニラへの渡航)/第九=帰国(帰国と禁教令施行/帰国後の消息)/第十=蘇った常長(二五〇年後の復活/現在に生きる)/支倉氏略系図/略年譜