歴史文化ライブラリー 237

跋扈する怨霊

祟りと鎮魂の日本史

長屋王、菅原道真、平将門、崇徳院…。災いなすものたちの系譜を探る。彼らはなぜ怨霊となって祟るのか!

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著者 山田 雄司
ジャンル 日本史  > 古代史
日本史  > 中世史
宗教史  > 宗教史一般
シリーズ 歴史文化ライブラリー
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2007/08/01
ISBN 9784642056373
判型・ページ数 四六・208ページ
定価 1,870円(税込)
在庫 在庫あり
跋扈する怨霊

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内容紹介
目次

天然痘を流行させた長屋王、内裏に雷を落した菅原道真、大火災を起した崇徳院…。非業の死を遂げた人物は怨霊となり祟りや災いを起こすとして畏れられ、為政者は怨霊を丁寧に祀り、鎮撫した。虚実とりまぜて論じられがちな怨霊の創出と鎮魂の実態を実際の史料に基づいて辿り、霊魂観・神概念の変遷にも注意しながら怨霊を時代の中に位置づける。

怨霊とは何か―プロローグ/怨霊の「誕生」と初期の怨霊(怨霊「前史」/怨霊と都市/怨霊におびえる藤原氏/平城京から平安京へ)/怨霊の大衆化(貞観御霊会と民衆のちから/菅原道真の怨霊化と社会)/跋扈する怨霊(日本史上最大の怨霊―崇徳院/安徳天皇と平氏の鎮魂/鎌倉幕府による怨霊への対処/源頼朝の死と怨霊/荒れ狂う後鳥羽院怨霊)以下細目略/怨霊の「終焉」/怨霊を通して見えるもの―エピローグ