歴史文化ライブラリー 255

江戸の捨て子たち

その肖像

小さな命を救う、江戸時代にもあった赤ちゃんポスト構想! 〈捨てられた子 捨てた親 その素顔に迫る〉

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1,870円(税込)

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著者 沢山 美果子
ジャンル 日本史  > 近世史
日本史  > 女性史・ジェンダー史・家族史
シリーズ 歴史文化ライブラリー
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2008/05/01
ISBN 9784642056557
判型・ページ数 四六・208ページ
定価 1,870円(税込)
在庫 在庫あり
江戸の捨て子たち

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内容紹介
目次

江戸時代の〝捨て子〟とは、どのような存在だったのか。どこに、どのように捨てられ、そして拾われたのか。ともに添えられたモノや着衣が意味するもの、手紙に託した親の思い、捨てる男と女、捨て子を貰う人々の思惑、江戸にもあった赤ちゃんポスト構想。そこから見えてくる江戸の捨て子たちの実像と、捨て子が生み出される社会的背景を活々と描く。

捨て子へのまなざし―プロローグ/なぜ捨て子か(捨て子の具体像/江戸の捨て子たち)/親の手紙(捨てる親たち/命を託す/拾われることへの願い)/つけられた名前(捨て子の名づけ/二人の捨て子)/捨てる女、捨てる男(捨てるという選択/処罰事例にみる女と男/脆い家族)/捨て子から棄児へ(江戸の「赤ちゃんポスト」/近代国家と「棄児」/東京の捨て子たち)/『誰も知らない』によせて―エピローグ