安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社
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足利尊氏と直義 272

京の夢、鎌倉の夢

足利尊氏と直義

尊氏VS直義。兄弟間の対立が、新たな歴史を創った!

著者 峰岸 純夫
ジャンル 日本歴史
日本歴史 > 通史・概説・歴史一般
シリーズ 歴史文化ライブラリー
歴史文化ライブラリー > 中世史
出版年月日 2009/05/01
ISBN 9784642056724
判型・ページ数 4-6・208ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

歴史における兄弟の相剋―プロローグ/足利氏のふるさと 足利荘と鎌倉(下野国足利荘と鎌倉/樺崎寺の五輪塔群)/室町幕府成立へ 尊氏・直義のあゆみ(尊氏の蜂起―元弘の乱/建武政権下の尊氏と直義)/室町幕府と観応の擾乱(室町幕府の成立/尊氏・直義の対立―観応の擾乱/尊氏の逆襲)以下細目略/「薩?山体制」の成立と崩壊/尊氏・直義の人物像/京の夢、鎌倉の夢―エピローグ

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内容説明

室町幕府成立後の尊氏・直義兄弟の確執は、義詮・直冬の争闘を経て、幕府と鎌倉府という二つの支配体制成立の要因となる。対立の実態を『太平記』などから当時の政治過程に位置づけて再現。神護寺三画像の比定も試みる。

【編集者の眼】
骨肉の争い、という言葉がありますが、日本の歴史を繙(ひもと)けば親子・兄弟など肉親同士の間で繰り広げられた闘いが、歴史の流れそのものを変えた例は数多く見受けられます。本書で取り上げた足利尊氏(たかうじ)・直義(ただよし)兄弟間の相剋も、その好例と言えるでしょう。
尊氏・直義兄弟は協力して鎌倉幕府を倒し、南北朝の動乱期を乗りきり、みごと新政権を樹立します。武闘派としての能力を発揮する尊氏、内政を取り仕切る官僚型の直義。互いの個性を生かしながら政権の安定に奔走する二人は、しかしなぜ反目し憎しみ合うようになったのでしょうか?
『太平記』など当時の記録を読み解くことで明らかになってくる二人の意外な性格と人物像。兄弟間の確執と対立は、やがて執事の高氏と上杉氏の代理戦争を経て、全国的な動乱へと発展していきます。
京と鎌倉――それぞれの地に兄弟国家の実現を夢見ながらも挫折していく尊氏・直義兄弟のその後については是非とも本書をお読み下さい。(糸)

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