安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社
ホーム > 人と動物の日本史 4

人と動物の日本史 4

信仰のなかの動物たち

人と動物の日本史 4

その昔、動物はもっとも身近な「神」だった。恐れ、殺し、愛し、敬う。動物をめぐる日本人の心とは?

著者 中村 生雄
三浦 佑之
ジャンル 日本歴史
シリーズ 日本史 > 人と動物の日本史
出版年月日 2009/04/01
ISBN 9784642062787
判型・ページ数 272ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 品切れ・重版未定
 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Check

目次

総論/信仰のなかの動物たち…中村生雄(狭まっていく人間と動物の距離/環境と生業に即した自然観・動物観/自然との一体化を志向する)/Ⅰ=動物をめぐるイメージと信仰(神話のなかの人と動物…三浦佑之/伝承と俗信のなかの動物…常光 徹/コラム1=山犬 小箱に込められた御神体…中村生雄)/Ⅱ=神仏と動物(神となった動物…小島瓔禮/仏教が教えた動物観…平林章仁/近代日本の戦没軍馬祭祀…松崎 圭/動物がもたらす禍福 占い、呪い、祟り、憑き物…板橋作美/コラム2=人魚 ジュゴンにみる人間の業)/Ⅲ=動物たちの生と死(不殺

このページのトップへ

内容説明

神話や伝承の中を躍動し、信仰の対象となった動物たち。彼らに対する日本人のまなざしは、歴史の中でどう変化したのか。アニミズム、殺生や動物供養などを再検討し、宗教・信仰の視点から動物との向き合い方を問う。

【編集者の眼】
人と動物の関わりをさまざまな視点から検証してきた本シリーズの最終巻、テーマは「信仰」です。『記紀』神話、民間伝承、仏教説話に描かれた実にさまざまな人と動物の有り様。ことは日本人の精神性と絡めて語られることの多いアニミズムを称揚することで説明がつくほど単純ではありません。
人と動物の関係性は、人間社会の多様化・複雑化を鏡のように映しだしています。かつて「神」として信仰・呪術の対象であった動物たち。その側面を残しながら、動物たちは食料、労働力、軍事利用など人間社会のさまざまな需要に文字通り身を捧げてきました。
本書は日本人がどのような心性のもとに動物を殺し、利用してきたのか、多様な視点から迫って行きます。そこにはインフルエンザ、食料不足など、今後人間が動物を介して直面するであろう問題を考えるうえでの大切なヒントが、記されているかもしれません。(蝦)

このページのトップへ

関連書籍

犬の日本史

犬の日本史

犬がますます好きになる、一万年の犬物語

著者:谷口 研語
 
事典 人と動物の考古学

事典 人と動物の考古学

骨が語る、日本人と動物の知られざる歴史

 
 
日本人の宗教と動物観

日本人の宗教と動物観

日本人がタブー視した「殺生肉食」に注目

著者:中村 生雄
 
人と動物の日本史 3

人と動物の日本史 3

発展・変貌する人と動物の関係性を探る

著者:菅 豊
 
 
人と動物の日本史 2

人と動物の日本史 2

暮らしに不可欠だった動物との関わり

著者:中澤 克昭
 
人と動物の日本史 1

人と動物の日本史 1

多彩な考古学遺物は語る

著者:西本 豊弘
 
 
動物と人間の文化誌

動物と人間の文化誌

日本の動物観を相対化し動物との共存を志向

 
 

このページのトップへ