歴史文化セレクション

赤穂四十六士論

幕藩制の精神構造

赤穂四十六士は義士であるか否か。幕藩制の主従関係を読み解く好読み物。

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新装版
著者 田原 嗣郎
ジャンル 日本史  > 近世史
地域 近畿  > 兵庫県
シリーズ 通史シリーズ  > 歴史文化セレクション
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2006/11/01
ISBN 9784642063036
判型・ページ数 四六・250ページ
定価 1,980円(税込)
在庫 品切れ・重版未定
赤穂四十六士論

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内容紹介
目次

赤穂事件から幕末まで140年も続いた「赤穂四十六士は義士であるか否か」の賛否論争を素材とし、幕藩制の中核をなす主従関係の精神構造を解明する。幕藩制の研究に新たな光を投じ、赤穂事件を思想的に追究した好読み物。(解説=田原嗣郎)

序章=「赤穂四十六士論」の課題
第一章=四十六士の意識と思想
(四十六士の二つの立場/大石内蔵助の場合/いわゆる急進派の場合)
第二章=幕藩制を組立てる二つの原理と思想―赤穂事件の精神的舞台装置―
(赤穂事件をめぐるさまざまな意見/幕藩制を支える思想について)
第三章=四十六士論をめぐる論争
(論争の経過/佐藤直方の四十六士批判をめぐって/太宰春台の四十六士批判をめぐって)
終章=徳川武士の生きるべき精神的空間―幕藩制の精神構造―
(「刃傷事件」についての二つの見方/「刃傷事件」に対する浅野家臣の立場/四十六士が吉良を討ったことの意味/徳川武士の二つの世界/幕藩制における政治と武士道)