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戦死者霊魂のゆくえ

戦争と民俗

戦死者霊魂のゆくえ

「英霊」ではない鎮魂の形。故郷に帰った戦死者たちを、人々はどのように供養したのか。

著者 岩田 重則
ジャンル 民俗学
出版年月日 2003/04/01
ISBN 9784642079174
判型・ページ数 220ページ
定価 本体2,400円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

Ⅰ=戦死者たちの五十回忌(『先祖の話』が残したもの/「戦後五十年」の二又塔婆と梢付塔婆/ムラの民俗としての戦死者祭祀)/Ⅱ=「七生報国」と祖霊信仰(「家永続の願ひ」の虚構/柳田国男の社会的使命感/戦時下の柳田民俗学/祖霊信仰/柳田民俗学の「七生報国」/祖霊信仰学説の形成(「家永続の願ひ」/正月と盆の類似性/田の神・山の神の去来信仰/墓制における「葬地」と「祭地」)/祖霊信仰学説の再検討のために/『先祖の話』以後)/Ⅲ=天狗と戦争(戦時下の天狗大活躍/弾丸除け祈願としての「●抬●●」/人格神的天狗の威力/産

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内容説明

一九九〇年代なかば、アジア太平洋戦争の戦死者墓地に立てられていた塔婆。死者の五十回忌である最終供養が行われていたことは、何を意味するのか。国家による「英霊」祭祀とは異なる、生活する側からの戦死者供養を探る。また、柳田国男の祖霊信仰学説と、弾丸除け祈願として大流行した天狗信仰を取り上げ、人々が求めた精神の拠りどころを描く。

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