安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社
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死者たちの中世

死者たちの中世

〈死骸都市〉平安京。死体遺棄、風葬・・・死者はなぜ放置されたのか?謎に包まれた中世の死者のあつかいを解き明かす。

著者 勝田 至
ジャンル 日本歴史 > 通史・概説・歴史一般
出版年月日 2003/07/01
ISBN 9784642079204
判型・ページ数 4-6・288ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

第一章=死骸都市・平安京/死体放置の状況(高陽院にて/五体不具穢/穢の様相/死体遺棄年表/死体放置の急減)/死体の分布(郊外と京内/死体分布地図)/第二章=死体放置の背景/葬送と血縁(互助の未発達/葬送における役割/塚の間の死体/幼児葬法/風葬と遺棄の違い)/遺棄の場(藪に棄てる/河原/側溝の死体/病人の放置/門の死体)/京中の死人(放置死体の分類/京内への風葬/近き野辺/神泉苑の死体/京中に死人あるべからず/検非違使と清目)/第三章=貴族の葬送儀礼(1) 臨終から出棺まで/臨終と遺体の安置(これまでの研究/臨終/死の確認/魂呼び/死者の安置/供膳/念誦)以下細目略/入棺/出棺/第四章=貴族の葬送儀礼(2) 葬送/葬列/火葬/葬式の後/第五章=貴族の葬法/玉殿と土葬/葬法と霊魂/墓の選定/第六章=共同墓地の形成/諸人幽霊の墓所/二十五三昧/蓮台野の形成/鳥辺野と清水坂/第七章=死体のゆくえ/可能性の検討/輿の力?/変わりゆく葬儀/中世京都死体遺棄年表

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内容説明

死体が路傍・河原・野にあることが日常茶飯事だった中世。死者はなぜ放置されたか。「死骸都市」だった平安京で、ある時期にそれが急減することを探り出し、死体遺棄・風葬やそのゆくえなど、謎に包まれた中世の死者のあつかいを解き明かす。現代では当たり前とされる葬儀の習慣を根底から見つめ直す中世葬墓論。巻末に中世京都死体遺棄年表を付載。

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