二・二六事件

青年将校の意識と心理

ねじまげられた歴史の真実! 秘められた手記・証言が語る青年将校たちの実像。彼らが求めた「昭和維新」とは何か。

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著者 須崎 愼一
ジャンル 日本史  > 近現代史
出版年月日
出版年月日とは
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2003/10/01
ISBN 9784642079211
判型・ページ数 四六・368ページ
定価 3,080円(税込)
在庫 在庫あり
二・二六事件

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内容紹介
目次

一九三六年、日本を震撼させ、陸軍の「制覇」への契機となった武力行使、二・二六事件。秘められてきた手記や証言の宝庫、「二・二六事件裁判記録」に眠っていた青年将校の生の声が、これまでの通説を覆す。彼らは北一輝の思想に影響され、農村の窮状を憤って決起した訳ではなかった。一人一人の青年将校らの思いをいま蘇らせ、事件の真相を衝く!

二・二六事件とは―通説的理解と実際との間―/一=青年将校運動とは何だったのか(青年将校たちはなぜ「維新」を考えたのか/陸軍青年将校運動発足へのプロセス/青年将校運動の構図)/二=青年将校はなぜ決起したのか(「上長ヲ推進シ維新へ」路線の崩壊/決起へのステップ/決起へ―新規参入者の「激化」―)/三=二・二六事件勃発(雪の二六日朝―陸相官邸と皇居前―/なぜ鎮圧方針は出なかったのか/戦時警備下令と「陸軍大臣告示」/小藤部隊の誕生と軍事参議官との会見)/四=「解決」へのプロセス(二月二七日/「奉勅命令」と「叛乱軍」認定/武力攻勢の発動と帰順/青年将校運動の性格をめぐって―まとめにかえて―)/主要人物紹介/主要襲撃事項一覧/主要受刑者一覧