北方伝説の誕生

歴史と民俗の接点

東北・北海道の夢とロマン。現代にも息づく伝説の「力」を探る

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著者 佐々木 馨
ジャンル 民俗学  > 民俗学一般
地域 東北
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2007/10/01
ISBN 9784642079822
判型・ページ数 四六・238ページ
定価 3,080円(税込)
在庫 在庫僅少
北方伝説の誕生

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内容紹介
目次

坂上田村麻呂に置去りにされた蝦夷の娘の悲恋、金を掘った鎌倉武士による寺社建立、みちのくを旅した中世の「黄門様」北条時頼…。伝説はどのように生まれ、どう受け継がれてきたのか。歴史的事実をふまえた伝説と民話的伝説が地域に与えた影響力=「文化力」を解明。伝説を民衆が生き抜くためのエネルギーとして捉え、歴史学と民俗学の接点を探る。

伝説の地平 はじめに/Ⅰ=伝説の歴史と地平(伝説研究の歴史〈柳田国男と日本の伝説/日本の伝説の分類〉/新たな伝説世界の地平〈構造的な伝説論に向けて/日本伝説の基本構図〉)/Ⅱ=「歴史的伝説」の世界(「みちのく」の開拓と布教〈涙で迎えた征夷大将軍―坂上田村麻呂―/法の道に染まる「みちのく」―慈覚大師円仁―/「みちのく」の開拓と開教〉/「みちのく」を旅する中世の黄門―北条時頼―〈鎌倉幕府と北方世界/二つの伝説世界に生きる名執権/廻国伝説の歴史的意義〉以下細目略/謎の海外伝道者―日蓮宗日持―)/Ⅲ=民話的伝説の