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風と環境の民俗

風と環境の民俗

〈ヤマゼは冷害をもたらす〉など、日本人は風の伝承を生活に役立ててきた。人びとは自然知をいかに獲得し、有効活用してきたのか。

著者 中山 正典
ジャンル 民俗学
民俗学 > 概説・民俗一般
シリーズ 民俗学 > 日本歴史民俗叢書
出版年月日 2009/08/15
ISBN 9784642073691
判型・ページ数 A5・264ページ
定価 本体7,000円+税
在庫 在庫僅少
 
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目次

風位伝承と民俗学(自然環境と人間との関係の研究〈野本寛一の生態民俗学/複合生業論/篠原徹の民俗自然誌/自然環境と人間との関係についての研究/千葉徳爾の狩猟伝承研究/本書の方法と方向性〉/民俗学における風と環境の研究〈柳田國男著『風位考』/関口武著『風の事典』/『静岡縣水産誌』/風と民俗誌―『氷見町史』『浜岡町史』『竜洋町史』〉/風位伝承の分布〈風位の類型/太平洋沿岸/日本海沿岸/イナサとハエの風〉)/各地の風の伝承(御前崎市浜岡地区の風と人びと〈自然地形/風位伝承/漁業/農業/屋敷林/浜岡地区の砂防・築堤〉/磐田市竜洋地区の風と人びと〈遠州灘のムラ/風位伝承/農業/漁業/屋敷林/風の利用技術/伊勢参り〉以下細目略/伊豆半島の風と人びと/各地の風と人びと)/終章=風位伝承から見える民俗

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内容説明

〈キタニシが吹くとイワシが岸近くに寄る〉〈ヤマゼは冷害をもたらす〉など、日本人は昔から風を感じてその知恵を農業や漁業などの生活に役立ててきた。風の伝承が人びとの暮らしをどう支えてきたのかを、全国の事例を用いて詳細に分析。人びとが自然知をどのように獲得し、有効に利用してきたのかを考察し、人間と自然環境との関係を探り出す。

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