日本古代木簡論

木簡の形態・出土地点や内容・書式・書風・素材を複合的に分析し、古代史研究に活かす方法を提示。律令時代の都城の様相などを描く。

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著者 馬場 基
ジャンル 日本史  > 古代史
日本史  > 古文書学・史料学・くずし字
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2018/05/25
ISBN 9784642046473
判型・ページ数 A5・360ページ
定価 10,450円(税込)
在庫 在庫あり
日本古代木簡論

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内容紹介
目次
膨大に出土する木簡は古代社会を今に伝える。どのような場面でいかに作成・使用・廃棄されたのか。形態・出土地点や内容・書式・書風・素材などを複合的に分析し、古代史研究に活かす方法を提示。荷札のつけられる過程、塩の流通、進上される品、紙と木の使い分け、事務処理の方法などから、律令時代の都城の様相、行政運営の実態、人々の暮らしを描く。
木簡の位相(荷札と荷物のかたるもの/一行書きの隠岐国荷札/文献資料からみた古代の塩/二条大路出土京職進上木簡考/平城京の鼠/木簡を作る場面・使う場面・棄てる場面/補論 難読木簡釈読の実例)/木簡の作法(木簡の世界/木簡の作法と一〇〇年の理由/埼玉県稲荷山古墳出土鉄剣銘をめぐって/「木簡の作法」論から東アジア木簡学に迫るために/書写技術の伝播と日本文字文化の基層/日本古代木簡を中心にみた文字・文字筆記・身体技法/補論 資料学と史料学の境界―籾山明・佐藤信編『文献と遺物の境界―中国出土簡牘史料の生態的研究―』によせて―