幕藩制国家と東アジア世界

不安定な東アジア情勢下で、江戸幕府はどのような外交政策をとったのか。対外関係の窓口長崎にも注目し、複合的都市社会を考える。

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著者 木村 直樹
ジャンル 日本史  > 近世史
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2009/09/18
ISBN 9784642034418
判型・ページ数 A5・336ページ
定価 10,450円(税込)
在庫 在庫僅少
幕藩制国家と東アジア世界

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内容紹介
目次

東アジア世界の不安定な情勢下、江戸幕府はどのような外交政策をとったのか。明から清への王朝交替や西欧諸国のアジア海域での競合、国内のキリシタン禁制など、複雑にからみあった政治的過程を解明。また、異国船が寄港する対外関係の窓口、長崎に注目。幕府から派遣された奉行や地役人による複合的な都市社会を、対外政策の展開とともに考える。

序章=近世対外関係史研究の課題/Ⅰ=十七世紀の東アジア世界と幕藩制国家(十七世紀中葉の幕藩制国家の異国船対策/宗門改役の成立過程/異国船紛争処理と幕藩制国家―一六六〇年代の東アジア海域を中心に―/十七世紀後半の幕藩権力と対外情報―一六七三年のリターン号事件をめぐって―/日蘭双方の史料から見えること―一六七三年の情報伝達を例に―)/Ⅱ=幕藩制国家の対外政策と長崎(長崎聞役以前―天野屋藤左衛門・左太郎親子をめぐって―/天明期の長崎支配/寛政二年貿易半減令の再検討―オランダ貿易の視点から―/十八世紀後半の佐賀藩と長崎都市社会/ティツィングの日本史理解とその受容―馬場文耕の著作物を中心に―/終章=本書のまとめと課題