読みなおす日本史

飢餓と戦争の戦国を行く

中世社会を襲う旱魃・疫病などの災害。略奪や殺害の戦争被害。その実態を克明に探り、民衆に焦点をあてた豊かな歴史像を提示する。

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著者 藤木 久志
ジャンル 日本史  > 中世史
シリーズ 読みなおす日本史
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2018/05/16
ISBN 9784642067638
判型・ページ数 四六・264ページ
定価 2,420円(税込)
在庫 在庫あり
飢餓と戦争の戦国を行く

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内容紹介
目次
中世社会を頻繁に襲う旱魃(かんばつ)・長雨・飢饉・疫病などの災害。さらに物資・人員の略奪や殺害などの戦争被害。過酷な環境で人々はいかに生き抜いたのか。実態を克明に探り、民衆に焦点をあてた豊かな歴史像を提示する。
はしがき/中世の生命維持の習俗(飢饉奴隷の習俗―飢饉のときの人の売り買い/飢饉出挙の習俗―泰時伝説の裏に/自然享有の習俗―山野河海の開放/田麦の習俗―二毛作の裏に)/応仁の乱の底流に生きる―飢饉難民・徳政一揆・足軽たち(首都を目ざす飢饉難民/首都に迫る徳政一揆/首都を襲う足軽)/戦場の村(飢餓の戦場/村の制札、村の避難所/武装する村・一揆する村/凶作と戦禍を生き抜く)/村の武力と傭兵(ある村の乱世―駿河の『大平年代記』から/村の禁制と手柄/武装する被差別民/近世の村の武力像)/九州戦場の戦争と平和(九州の平和から日本の平和へ/奴隷狩り・疫病・飢餓/武装し自衛する戦場の村/大名滅亡の惨禍)/中世の女性たちの戦場(はじめに―戦争と女性をどうみるか/中世戦場の女性論によせて/戦場の女性の奴隷狩り/戦場の城に籠る女性たち/奪われた女性たちの行方)/飢饉出挙の伝承―北条泰時伝・断章/「人間史」の構想―藤木久志の学問…清水克行