刀剣と格付け

徳川将軍家と名工たち

武家社会で重要な贈答品だった刀剣。八代将軍吉宗は古刀重視を改め新刀を奨励した。刀剣の鑑定、刀工の格付けなど刀剣の世界へ誘う。

ご注文

1,980円(税込)

ネット書店で購入
紀伊國屋書店ウェブストア
楽天ブックス
ヨドバシ.com
セブンネットショッピング
Amazon
e-hon 全国書店ネットワーク
Honya Club.com
bookfanプレミアム
TSUTAYA オンラインショッピング
HMV&BOOKS online
著者 深井 雅海
ジャンル 日本史  > 近世史
各テーマ史  > 建築史・技術史
美術史  > 日本美術史
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2018/05/28
ISBN 9784642083348
判型・ページ数 A5・200ページ
定価 1,980円(税込)
在庫 在庫あり
刀剣と格付け

この本に関するお問い合わせ・感想

内容紹介
目次
武家社会において重要な贈答品であった刀剣は、江戸時代にも将軍への献上、大名への下賜の品として重用された。八代将軍吉宗は、古刀重視の風潮を改め新刀を奨励し、贈答の簡素化を目指す。本阿弥家による刀剣の鑑定、「享保名物帳」の成り立ち、歴代将軍治世における刀剣贈答の実態、各地の刀工とその詳細な格付けなど、奥深い刀剣の世界へ誘う。


組見本
刀剣と格付け 組見本1
刀剣の基礎知識

刀剣と格付け 組見本2
「名物」カラー写真(27頁)
 厚藤四郎、平野藤四郎、籠手切郷、亀甲貞宗、鯰尾藤四郎、ニッカリ青江など

刀剣と格付け 組見本3
本文~八代将軍吉宗の刀剣改革

刀剣と格付け 組見本4
付録「新刀銘釼鑑」と「最上新刀競」

刀剣と格付け 組見本5
付録「諸国鍛冶代目録」

はしがき/刀剣の基礎知識(刀剣の分類/刀剣を製作する職人たち/刀身の名称)/Ⅰ 「享保名物帳」=「名刀」の成立(「享保名物帳」とは/「名物」=「名刀」の作者/「名物」命名の由来/「名刀」の所有者)/Ⅱ 初代家康~七代家継期における刀剣の献上・下賜(献上の理由と刀工の格付け/下賜の理由と刀工の格付け/献上・下賜の実例と納戸・腰物方/将軍綱吉と尾張徳川家および側用人柳沢吉保との贈答)/Ⅲ 八代将軍吉宗の刀剣改革(享保四年の刀工調査/享保七年の法令とその後の献上・下賜/新刀番付と側近への下賜/将軍の佩刀とその管理)/むすびにかえて/付録(東京都立中央図書館特別文庫室蔵「新刀銘釼鑑」「最上新刀競」/「視聴草」国立公文書館蔵「上覧御名物御道具書留」「御道具御様之覚」/聖心女子大学図書館蔵「諸国鍛冶代目録」)