直木孝次郎 古代を語る 13

奈良の都

奈良の都=平城京に棲む人々、長屋王・聖武天皇・藤原不比等…。平城京の光と影を描き出し、大和古寺を巡って仏に美を再発見する。

ご注文

2,860円(税込)

ネット書店で購入
紀伊國屋書店ウェブストア
楽天ブックス
ヨドバシ.com
セブンネットショッピング
Amazon
e-hon 全国書店ネットワーク
Honya Club.com
bookfanプレミアム
TSUTAYA オンラインショッピング
HMV&BOOKS online
著者 直木 孝次郎
ジャンル 日本史  > 古代史
地域 近畿  > 奈良県
シリーズ 個人著作集  > 直木孝次郎 古代を語る
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2009/10/01
ISBN 9784642078948
判型・ページ数 四六・300ページ
定価 2,860円(税込)
在庫 品切れ・重版未定
奈良の都

この本に関するお問い合わせ・感想

内容紹介
目次

「青丹によし寧楽の京師(みやこ)は咲く花の薫ふがごとく今盛りなり」と詠まれた奈良の都は、天平文化の輝きの影で、権謀術数が渦巻いていた。平城京に棲む人々の暮らし、長屋王の栄光と悲劇、聖武天皇と近侍の女性たち、藤原氏の基礎を築いた不比等らの生き様を探る。また、世界遺産平城京に限りない愛情を注ぎ、大和古寺を巡りながら、仏に美を再発見する。

序=奈良の都の歴史的位置(奈良遷都の意義/奈良の都の歴史地理/奈良の都と唐の政治・文化)/Ⅰ=平城京のさかえ(奈良のあけぼの〈奈良の自然と語源/奈良時代以前の遺跡・遺物/春日地域の重要性/奈良遷都への動き〉以下細目略/平城京と京の人々/正月元日の朱雀門と楯槍/日本古代の内裏と後宮)/Ⅱ=聖武天皇と貴人・官人(藤原不比等/親王と呼ばれた栄光と悲劇―長屋王邸出土木簡の意味するもの―/聖武天皇の後宮について―平城京出土木簡を手がかりに―/難波使社下月足とその交易/藤原清河の娘―済恩寺の由来について―/安拝常麻呂解の鈄について)/Ⅲ=寺々と仏たち(咲き匂う奈良の都─その実像と幻想─/西の京/回想の広目天より/仏像の美しく見えるとき)/Ⅳ=遺跡と遺跡保存(称徳天皇山陵の所在地/平城宮跡保存の歴史概略)/古代宮城の門について―あとがき