安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社
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近世武家社会の奥向構造  新刊

江戸城・大名武家屋敷の女性と職制

近世武家社会の奥向構造

当主・妻子が生活する空間〝奥向〟。一夫一妻の原則、大名家と将軍家の交流などから、職制や特質を解明し、その全体構造を描く。

著者 福田 千鶴
ジャンル 日本歴史 > 近世史
日本歴史 > 女性史・ジェンダー・家族史
出版年月日 2018/05/25
ISBN 9784642034883
判型・ページ数 A5・424ページ
定価 本体10,000円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

序章 奥向研究の現状と課題/近世妻妾制の展開(一夫一妻の原則と世襲制〈婚姻許可制と一夫一妻の原則/一夫多妻の実情/一夫一妻の原則と世襲制の矛盾/荻生徂徠の妻妾論〉以下細目略/近世前期における妻妾の関係と「公界」/近世前期における庶出子の処遇/妾の「身上がり」の条件―信濃松代真田家九代幸教生母の心戒の事例/妾のライフサイクルの類型―筑前福岡黒田家の事例)/奥向構造の基礎的考察(奥向における大名家と将軍家の交流/大名家の相互の交流―寛政期の信濃松代真田家を中心に/近世中期における奥向構造―近江彦根井伊家の事例/奥向女中の参勤交代/近世後期における奥向構造―奥向女中の職制と役務/「中奥」再考/奥向と表向―人柄の支配と空間の支配)/終章 奥向の解体と奥向研究の展望

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内容説明

近世政治権力の解明には従来の公儀研究(表(おもて)向(むき)=男の世界)に加え、〝奥(おく)向(むき)〟という日常の政務を行ない、当主と妻子が生活した空間の果たした役割を追究する必要がある。表方(おもてかた)・奥方(おくかた)に分かれていた奥向の構造を各職制やその特質、一夫一妻の原則、庶出子の処遇といった妻妾制の展開、井伊・真田ら大名家と将軍家の交流などから鮮やかに描き出す。

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