安政4年(1857)創業、歴史学中心の人文書出版社
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天下統一から鎖国へ 7

天下統一から鎖国へ

新時代を開いた信長、天下人秀吉、江戸幕府を築いた家康。その権力の仕組みを、天皇や朝廷との関係、宗教・都市政策などから解明。

著者 堀 新
ジャンル 日本歴史 > 通史・概説・歴史一般
シリーズ 日本中世の歴史 
出版年月日 2009/12/15
ISBN 9784642064071
判型・ページ数 4-6・284ページ
定価 本体2,600円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

序章=天下統一から鎖国へ/若き日の信長と戦国社会(将軍暗殺と「信長公記」〈太田牛一と「信長公記」/将軍暗殺の衝撃/戦国時代の秩序観/平島公方の擁立/「血統の論理」と「器用の論理」/平島公方の没落〉以下細目略/信長の尾張統一/桶狭間の戦い/「大うつけ」の秘めた野望)/織田信長と公武結合王権(天下布武への道/宗教勢力との死闘/信長と天皇)/羽柴秀吉と惣無事(本能寺の変の衝撃/「織田体制」の崩壊と秀吉の「下剋上」/関白任官と惣無事令)/豊臣権力の構造と「唐入り」(秀吉権力の構造/惣無事から朝鮮侵略へ)/近世村落の形成―検地と刀狩―(指出検地と太閤検地/刀狩令と人掃令と海賊停止令)/近世都市の形成(自治都市の解体/戦国城下町から近世城下町へ/近世首都と形成)/国家・社会の近世化(「豊臣体制」から幕藩体制へ/「鎖国」の成立/近世的秩序の形成/終章

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内容説明

「天下布武」を掲げ、新時代への扉を開いた信長。本能寺の変後、信長を継いで全国を統一した秀吉。豊臣家を滅ぼし江戸幕府をつくった家康。それぞれの権力の仕組みとは何か。天皇や朝廷との関係に加え、検地や刀狩、朝鮮侵略の実態、宗教・都市政策などから明らかにする。東アジアの視点から中世の終焉を鎖国の完成期と捉え、新時代の枠組みを提示。

【編集者の眼】
 群雄を討ち従えて天下統一に進んだこの時代は、意外に確かな史料が乏しいのです。主役であった信長、秀吉、家康も家系がはっきりせず、姓を平、藤原、源と時期によって変えています。ましてその下の武将たちは親の名前が分からない者が大半です。
 そのため破天荒な仮説が飛び交っています。「本能寺の変には黒幕がいた」などは最たるものです。 そのような虚説は作家や興味本位のテレビに任せておいて、本当の歴史ファンなら確実な史実から歴史をとらえたいと思うのではないでしょうか。
 信長が群雄をうち負かし、秀吉が天下を統一し、家康がそれを引き継いで戦のない時代をもたらしたのには、それぞれ理由があります。無力だった天皇が存続したことも含めて、本書は大きな歴史の流れを平易に説いています。
 歴史の小さな事象は偶然に、大きな流れは必然により動いたといわれます。中世から近世への橋渡しをしてシリーズの掉尾を飾ります。(一)

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