藤原俊成 中世和歌の先導者

新古今時代の代表的歌人。後白河法皇の院宣で千載和歌集を撰進、古来風躰抄を献じた。後継者定家を育て、冷泉家の基礎を築いた生涯。

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著者 久保田 淳
ジャンル 日本史  > 古代史
日本史  > 伝記
日本語・日本文学  > 日本文学
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2019/12/24
ISBN 9784642085298
判型・ページ数 四六・512ページ
定価 4,180円(税込)
在庫 在庫あり
藤原俊成 中世和歌の先導者

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内容紹介
目次
新古今時代を導いた和歌史の巨人。多くの歌合の判者となり、後白河法皇の院宣で千載和歌集(せんざいわかしゅう)を撰進、式子内親王に和歌の本質をさぐる歌論書古来風躰抄(こらいふうていしょう)を献じた。源氏物語に傾倒し、後継者定家を育て、歌の家冷泉家(れいぜいけ)の基礎を築く。官途には恵まれなかったが、後鳥羽院は俊成九十の賀を催した。歴史の転換期を生き抜いた九十一年の生涯を辿る。
はじめに/御子左家の人々―出生以前(御子左家と曽祖父長家/祖父忠家/父俊忠/母藤原敦家女/兄弟たち/姉妹たち)/歌の家に生まれて―幼・少年期(生涯の時期区分/幼・少年期)/和歌の研鑽を積む―青年期(三人の妻/歌人としての出発/常盤家の百首歌会/基俊を師とする/「述懐百首」を試みる/崇徳天皇内裏歌会と鳥羽院後宮)以下細目略/歌人たちとの出会い―壮年期前半/歌評者として自立する―壮年期後半/清輔と拮抗する中で―老年期前半/『千載和歌集』撰進を成し遂げる―老年期後半/歌論の集大成と和歌の体系化―晩年期前半/俊成の栄誉と伝統の継承―晩年期後半)/おわりに/藤原俊成関係略年譜