公家事典

平安末期から明治元年までの公卿約3000人を収録。総説・家名解説・系図・詳細な履歴で、公家制度と朝廷を理解できる基本的事典。

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著者 橋本 政宣
ジャンル 日本史  > 辞典・事典・年表・地図
日本史  > 通史
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2010/03/23
ISBN 9784642014427
判型・ページ数 菊判・1112ページ
定価 22,000円(税込)
在庫 品切れ・重版未定
公家事典

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内容紹介

五摂家成立期の久安6年(1150)から明治元年(1868)に至る、290余家の公卿約3000人を家別に収録。総説、家名解説、系図、年ごとの官員録「公卿補任」を個人別の官歴に編集し直した詳細な履歴などで構成。付録廣橋家蔵祖本『公卿補任 當今』。明治維新を迎えるまで継承された公家制度と中世・近世期の朝廷を理解するための基本的事典。

※詳しくは『内容案内』をご請求下さい。

【編集者の眼】
公家の社会は、代々、学問と伝統文化の継承を家業とし、日本における最高の格式を誇ってきました。この事典は、江戸時代以前の京都の上級公務員名簿である『公卿補任』をもとに、公卿を家系ごとに整理し直してまとめた詳細な人名録です。
あえて朝廷が政治の中心であった古代の公卿を除き、とかく形式的と軽視されがちだった中世・近世の公家社会に絞って編集されているのが大きな特徴です。それぞれの家ごとに任官の道筋が定まっていく様子や、家を継続させるための継子の問題など、その詳細な履歴を追うことで家の実態が見えてきます。
藤原道長(本事典対象外)がこの世を望月と例えるまでに至ったように、天皇との外戚関係や室町将軍との関係が、家の消長と大いに関係したこと等についても、各家の解説から理解できます。経済基盤の家領や文書・日記の伝承などにも触れられています。日本の伝統文化がどのように継承され、社会に影響を及ぼしたかを考える基本事典としてご利用下さい。(酉)