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史跡で読む日本の歴史 10

近代の史跡

史跡で読む日本の歴史 10

欧米列強との緊張関係の中での日本の近代化を史跡から読み解く。明治天皇聖蹟や沖縄の戦争遺跡など、史跡指定のあり方と課題を提示。

著者 鈴木 淳
ジャンル 日本歴史 > 通史・概説・歴史一般
考古学 > 考古一般
シリーズ 史跡で読む日本の歴史
出版年月日 2010/02/19
ISBN 9784642064187
判型・ページ数 4-6・284ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

Ⅰ=幕末維新(海防と洋式軍事技術の導入…原 剛〈海防論の台頭と海防対策/ペリーの来航と海防強化/大砲製造技術の導入〉/蝦夷地の防衛…原 剛〈箱館開港以前/箱館開港以後〉/維新とその担い手たち…佐々木 隆/開国と開港…森田朋子〈条約の締結/開港と攘夷/外国人との共生〉)/Ⅱ=文明開化(近代教育制度の発達…安原徹也〈学制公布と小学校の設立(旧見付学校、旧中込学校、柏原藩陣屋跡)/幕末維新期の教育改革(湯島聖堂、旧岡山藩藩学、西周旧宅)/近代教育制度の確立(旧岡山藩藩学、森?外旧宅、小泉八雲旧居)〉以下細目略/殖産興業…鈴木 淳/北海道の開拓…市川大祐)/Ⅲ=近代史跡の課題(政治と聖蹟…川越美穂/沖縄の戦争遺跡…山本正昭/近代遺跡の多様性…鈴木 淳)

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内容説明

幕末の海防や開国と明治の殖産興業・北海道開拓の時代、迫りくる欧米列強との緊張関係の中で模索された日本の近代化を史跡から読み解く。明治天皇聖蹟や沖縄の戦争遺跡など、近代の史跡指定のあり方と課題を提示する。

【編集者の眼】
 そもそも、史跡とは何か。「国土の全てが遺跡」である近代を扱うとき、避けることのできないこの問いを、全編を通して投げかけようというのが、この巻の試みである。
 アプローチの一つは、地方指定の史跡や未指定の軍事遺跡、明治天皇聖蹟をめぐる指定とその取り消しの顛末など、いわば国指定史跡の枠組みからこぼれ落ちた遺跡を、あえて章としてとりあげることだ。
 遺跡とは、過去の痕跡であると同時に、現在に一定の空間を占める、生きた場所でもある。数限りない要因に左右されながら、何を史跡として残すことができ、何が残らないのか。その実態がいかに複雑であり、偶然に左右されるかを説明するのが、もう一つのアプローチである。そこで貫かれているのは、現存している建物であっても、それは未知のものだ、という姿勢だ。とりもなおさず、「歴史の正しい理解」とは、つねに未知のものなのだ、ということではないだろうか。   (高)

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