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O脚だったかもしれない縄文人 293

人骨は語る

O脚だったかもしれない縄文人

貝塚や住居跡から出土したヒトの骨や魚介類より、縄文人の健康・食生活を検証。骨から見た研究成果を駆使し、縄文社会の実像に迫る。

著者 谷畑 美帆
ジャンル 日本歴史 > 通史・概説・歴史一般
考古学 > 考古一般
シリーズ 歴史文化ライブラリー > 考古学
出版年月日 2010/03/19
ISBN 9784642056939
判型・ページ数 4-6・224ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 在庫あり
 
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目次

縄文時代の研究と古人骨―プロローグ〈縄文時代ってどんな時代?/ヒトの骨から縄文時代をみる〉以下細目略/縄文時代人と生活環境(古人骨からわかること/環境変化からみた縄文時代)/縄文人の骨は語る(縄文人とは/縄文時代の人びとの病気/人骨はどこから出土するのか)/考古学と現代社会(社会や文化様相の変化/考古学の勉強と研究)

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内容説明

土器や漆製品の美しさで世界的に注目されている縄文時代とは、いったいどんな時代だったのか。日本各地の貝塚や住居跡から出土したヒトの骨や、魚介類、クリ・クルミなどを分析し、縄文人の健康や食生活を検証。体型の移り変わり、人口、出生率、病気の種類、寿命、介護、埋葬法、副葬品まで、図版を交え、「骨」より縄文社会の実像に迫る。

【編集者の眼】
 2006年 (平成18) に『江戸八百八町に骨が舞う』(「歴史文化ライブラリー」213)で、近世の人骨を分析した著者が、今度は縄文時代に舞台を変え、全国の貝塚などから発掘された「人骨」に残された痕跡を分析し、縄文の環境や暮らし、食べ物、縄文人たちの患った虫歯や骨粗鬆症等の病気について、先行研究を紹介しながら案内していきます。著者によると縄文人の骨は骨太で、女性の人骨でも近世の男性の人骨のように見えるそうです。
 土器や漆製品の芸術性で世界的にも注目されている縄文時代とは、一体どんな時代だったのでしょうか。本書は、「縄文クッキー」などの食べ物や、体型の移り変わり、人口、出生率などについて、また介護されていた様子の残る人骨の発見など興味深い話題で、読む人を縄文時代へと誘います。
 はたして、縄文人は本当にO脚だったのでしょうか。みなさんも本書を読んで、まだまだ謎の多い約一万年の縄文時代を探険してみませんか。(縄)

 

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