歴史文化ライブラリー 553

皇位継承と藤原氏

試し読み

摂政・関白はなぜ必要だったのか

摂関政治は天皇制の危機回避だったと見直されている。摂政・関白が創出された経緯や外戚政治の真相を探り、藤原氏の役割を解明する。

ご注文

1,870円(税込)

ネット書店で購入
紀伊國屋書店ウェブストア
楽天ブックス
ヨドバシ.com
セブンネットショッピング
Amazon
e-hon 全国書店ネットワーク
Honya Club.com
bookfanプレミアム
TSUTAYA オンラインショッピング
HMV&BOOKS online
著者 神谷 正昌
ジャンル 日本史  > 古代史
シリーズ 歴史文化ライブラリー
出版年月日
出版年月日とは
製本所から販売会社(取次店)様への、初回搬入年月日を表示しております。書店様毎の着荷日(発売日)は地域等によって異なりますので、予めご了承くださいませ。
2022/07/22
ISBN 9784642059534
判型・ページ数 四六・240ページ
定価 1,870円(税込)
在庫 在庫あり
皇位継承と藤原氏

この本に関するお問い合わせ・感想

内容紹介
目次

藤原氏が外戚の地位を独占して権力を掌握したとされてきた平安時代の摂関政治。近年では、天皇制の危機を回避し、それを擁護・補完するためのものだったと見直されている。幼帝の即位など皇位継承がゆらぐなか、藤原氏はいかなる役割を果たしたのか。摂政・関白が創出された経緯や、摂関政治は本当に外戚政治なのか、その真相を探り明らかにする。

摂政・関白はなぜ必要だったのか―プロローグ/皇位継承をめぐる争い(記紀の皇統系譜/世襲王権と世代内継承/天武直系と藤原氏)/摂政・関白の始まり(皇統の分化から直系継承へ/幼帝の出現と摂政/皇統の移行と関白/天皇親政と摂政・関白)/皇統と摂関政治(兄弟継承と両統迭立/摂政・関白と大臣の分離/藤原道長と摂関政治/皇統の一本化と摂関家)/皇位継承と藤原氏―エピローグ